【自然と共に生きる】寒さや強い風が必ずしも悪いことばかりではないと、最近は思うようになった

かぶとたいぞうです。

私は以前から寒いのが嫌いでした。強い風も嫌いでした。

だから冬になると北海道の寒さや強い風を避けるために今でもタイに行くのです。



曽祖父はどうして北海道に

私の曽祖父は徳島から北海道に渡った開拓者ですが、よくこんなに寒くて風の強い所に来たもんだと思いました。

どうせならもっと暖かくてのんびりできる所に行けば良かったのに、とも思いました。

私は常夏の国が大好きです。今もそうです。だからタイが大好きなのです。

寒さや強い風もありがたいものなのかも

でも最近は寒さや強い風もありがたいものなのかもしれないと思うことがあります。

昨日の札幌は久しぶりに暑く、庭仕事をしていても汗が出ました。日中は25℃くらいまで上がり、久しぶりにTシャツ一枚で草むしりをしました。暑いのが嬉しかったです。



虫もいっぱい

しかし、暖かくて風が無かったので、昨日は虫がいっぱい出ていました。そして何かの虫に刺されたのか、体が痒くなりました。

庭仕事を終えて家に入っても西陽が強く、居間の温度計は30℃近くまで上がっていました。痒いし体はベタベタするしで早速シャワーを浴びました。

今朝は寒い強風

今朝は、急に寒くなり、しかも強風です。庭に出ても冷たい風のおかげで虫が一匹も出ていません。昨日あったクモの巣も無くなっています。

寒いけど汗も出ず、虫にも刺されず、庭仕事がしやすいのです。



移動するバッファローの群れ

前にテレビでやっていた、移動するバッファローの群れの話を思い出しました。

その地方は夏になるとアブが出て痒くてたまらないので、バッファローの群れが遠く離れた海岸の崖っぷちまで移動するのです。そこは岬の先端の絶壁で、落ちたら死ぬような難所ですが、風が強くてアブどころか虫が全くいないのです。バッファローは夏の間はその崖っぷちに生えた苔のようなものを食べて暮らし、冬になるとまた平地へ戻るのです。

虫を避けるために、あえて寒くて風の強い所へ移動する

バッファローは私と違い、寒かろうが風が強かろうが、虫を避けるために、あえて寒くて風の強い所へ移動するのです。

そんな生き方もあるのです。

常夏は住みやすいですが、それは、虫にも他の動物にも住みやすいということなのです。毒虫もいるし猛獣もいるし、マラリアなどの病原菌もいます。



大都市のほとんどは寒いところにある

寒くて風の強い場所はみんなが嫌いますが、衛生環境が良く、かえって発展していることが多いのです。

現在もニューヨーク、ロンドン、パリ、北京を初め、経済や政治の中心となっている大都市のほとんどは寒いところにあります。

でもやっぱりタイが好き

とは言っても私はやっぱり暖かいところが好きです。これからも1年の半分はタイで生活すると思います。

ただ、寒いことや強い風が必ずしも悪いことばかりではないと、最近は思うようになったのです。

若い頃はそんなことを考えたことなど一度もありませんでした。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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