かぶとたいぞうです。
「人間は自分が考えているような人間になる」とはアール・ナイチンゲールの有名な言葉で、氏の本のタイトルにもなっています。
私も自分が考えた通りの人間になりました。
子供の頃の私は
子供の頃の私は漠然と「社長になりたい」と考えていました。
そして、そのうちに「分単位の過密スケジュールをこなすような人になりたい」と思うようになりました。映画か何かの影響だったと思います。
そして願望は空想になり、だんだん具体的なイメージになりました。
大人になった私は
大人になった私は経営コンサルタント会社の社長になり、分単位のスケジュールをこなすようになりました。
朝3時に起きて倫理法人会の早朝の講話をしてからテレビ局のスタジオに入り朝の情報番組に生出演。その後、ロータリーの昼食会に出席。お付きの人の送迎で関与先の役員会に出席して、そのまま新千歳空港へ。東京で1時間半の講演後、懇親会を途中で抜け出して高校時代の友人と少しだけ会い、その後東京の関与先へ。社長と懇親後、ホテルに着くのは朝方で、数時間後には羽田空港から朝一番の飛行機で札幌に戻り関与先に直行。寝るのは飛行機の中か車の中です。
過密スケジュールに飽きてきた
これは実際に私が体験したピーク時の一般的な1日のスケジュールです。
こんなことを30年間も続けました。そしてもう過密スケジュールに飽きてきたので、会社設立30周年を記念して会社は解散、自由になりました。
どこか暖かいところでヤシの木でも眺めながらのんびりと暮らしたい
「どこか暖かいところでヤシの木でも眺めながらのんびりと暮らしたい」
いつしかそう思うようになり、空想するようになり、やがてはっきりとしたイメージになりました。
今現在、わたしはパタヤのアパートでのんびりと暮らしています。中庭には広いプールがあり、プールサイドには大きなヤシの木が何本も風に揺れています。
自由
予定は何もありません。スケジュールは常に空白です。食べたい時に食べ、寝たい時に寝て、遊びたい時に遊びます。どこに行くにも自由です。まったくの自由です。
経営コンサルタントをしていた頃ほどお金はありませんが、使う必要がないので何の不足もありません。かえって使わないのでお金が残ります。
今回も考えた通りになった
今回も考えた通りになりました。
だから、一番大事なのは、どうしたら成功するかではなく、自分がどういう人間になりたいかを決めることだと思います。
今の私は成りたかった通りの自分になれて満足です。これ以上は何も望みません。
続きますように
この幸せな日々が今後も続きますように。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
道を求める者は世俗を離れ、ひとり山中に身をひそめて自分との対話を楽しむ。たまの話し相手は古典 -
【徒然草】やっぱりたまに徒然草を読んだほうがいい。吉田兼好の思考は老後生活のヒントになる -
断捨離が流行っているけど、何でも捨てればいいというものではない。捨てて失敗したものもある -
「足ることを知る」とは「現状に満足する」という意味ではない。むしろ、まったく逆の意味 -
【敬老の日】高齢者の4人に1人が働く日本。うち65歳から69歳の就業率は52%。早期リタイアの私は少数派
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報