かぶとたいぞうです。
小学生の頃。
夏休みで、なにもすることがなく、弟と将棋をするのも飽きて、近所のAくんの家に遊びに行きました。
Aくんの家は鍵がかかっていて不在でした。
Bくん
Aくんの家のすぐ裏にあるBくんの家を訪ねました。Bくんの家も鍵がかかっていて不在でした。
「みんなどこへ行ったのだろう」
しかたなく自分の家に帰りましたが、退屈なので誰でもいいから会いたくなってCくんを訪ねることにしました。Cくんの家は少し遠いので、また不在なら無駄足になると思い、先に電話をしてみました。
Cくん
お母さんが出て「どこかに遊びに行きましたよ。近くの公園かなぁ」と言うのです。
私はCくんの家の近くの公園に行きました。誰もいませんでした。
私はだんだん不安になってきました。
家に戻り、それほど仲良くないDくんに電話しました。誰も出ませんでした。
嫌われている
「きっとみんな私に内緒でどこかに行ったにちがいない」
「私は嫌われているのだ」
「私は避けられているのだ」
私は自分がみんなに嫌われた原因を考えました。
このあいだの野球で少し口論したのが原因かなぁ。それとも日頃私がでしゃばりすぎて嫌われたかなぁ。
2日後
2日後、偶然Aくんに会ったので、2日前に訪ねたが不在だった旨伝えました。
「ああ、親戚の家に泊まりに行って昨日の夜帰ってきた」
「Bくんも一緒に?」
「Bくん?いや、一緒じゃないよ。なんで?」
「そのあとBくんの家に行ったらBくんの家にも鍵がかかっていた」
「へぇー、そうだったのか」
思い過ごしだった
私の思い過ごしでした。Aくんの様子もいつもと変わらず、私を嫌っている感じは全然しません。
あとでCくんにも聞いてみたら、Cくんも公園に行ったら誰もいなかったので少し遠い別の公園に行ったそうでした。私が暇だったのなら一緒に遊びたかったと言うのです。
誰も私を嫌ったり避けたりしていませんでした。
+++
パタヤでも
先日、ここパタヤでも似たような体験をしました。
私の住んでいるアパートで大きなパーティーがあり、私は盛り上げようと思い大いに踊りました。パーティーは盛り上がりました。
翌日、プールで泳いだ後、サマーベッドで日焼けしていると、プールサイドバーのマネジメントをしている女性が私のそばを通りすぎました、私は手を振って挨拶しましたが無視されました。
どうして嫌われたのだろうか
「どうして嫌われたのだろうか」
「パーティーではしゃぎすぎたか」
その後、住人の男性(ファラン)が中庭を通って外に行きましたが、彼も私を無視しているように感じました。
「やっぱりだ。嫌われている」
読書する年配のファラン
そこにいつもプールサイドの木陰で読書する年配のファランがやって来て、満面の笑顔で私に声をかけました。
「グッドアフタヌーン、ハウアーユートゥデイ」
彼には嫌われていないようでした。
さらに85歳の毎日プールで泳ぐファランがやって来て、やはり笑顔で声をかけてくれました。
思い過ごしだったのか
やっぱり嫌われていないのか。思い過ごしだったのか。
その後も、会う人、会う人、みんな私に声をかけます。全然嫌われていません。むしろ人気者です。
あとでプールサイドバーのマネージャーにも会いましたがいつもと変わらず笑顔で挨拶しました。
「単に忙しかったか、私が寝ていると思って声をかけなかったのかな」
中庭を通って外に出た男性とも、その後ふつうに挨拶できました。彼もあの時は急いでいただけかもしれません。
+++
取り越し苦労
世の中には、人に嫌われていても気付かない鈍感な人もいて、私にはある意味うらやましくもあります。
でも多くの人は、特に日本人は「まわりの空気を読み」過ぎて、取り越し苦労をすることもあります。
人の評価を気にせず、正しく生きて相手への尊敬と感謝を忘れなければ、みんなに嫌われたり避けられることは滅多にないと私は思います。
正しく生きて尊敬と感謝を忘れない
好かれようとか、評価されようと思えば空回りします。気苦労します。
大事なのは、正しく生きて尊敬と感謝を忘れないことです。
私にとって「正しく生きる」とは、
- 約束を守る
- 嘘をつかない
- 少しでも人の役に立つことをする
- 素直に前向きに考える
です。
少しでも人の役に立つことをする
私は小さなことですが、少しでもこのアパートの住人の役に立とうと思い、プールに入るたびに枯れ葉をひろっています。プールサイドの椅子やサマーベッドが後片付けされていない時は私が後片付けします。また、共同花壇でカブを育てています。育ったらみんなに提供します。
人に評価されようとは思っていません。全て自分のためにやっていることです。
ごきげんよう。
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「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
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