【米国株、ペプシコ】四半期決算で売上が予想を上回り、7%増配したのに株価急落の不思議

かぶとたいぞうです。

ペプシコの第1四半期決算が発表されました。

ドル高で為替不利にも関わらず売上は予想を上回りました。

売上額は182 億 5,000 万ドルで、前年比 2.3% の成長でした。予想の 180 億 7,935 万ドルをも上回りました。



利益は予想に届かず

いっぽう、純利益は20 億 4,200 万ドルで、予想の 20 億 9,355 万ドルをわずかに下回りました。

利益は予想を下回ったものの、業績は依然として好調で、今年も6月から7%の増配を決定しました。これで52 年連続の増配です。

昨夜株価下落の不思議

このように順調なペプシコですが、昨夜は株価が3%近く下落し、現在171ドルです。

株価が下落した理由は、利益が予想より下がったからだと思います。

しかし、予想よりは下がりましたが、昨年同期比では6%も上がっているのです。



7%も増配するのに

増配も昨年の10%に対しては今年の7%は確かに低いですが、他社から見れば7%でもまだ高いほうです。

年に2、3%しか増配してないのに「増配王」と呼ばれている会社が世の中にはたくさんあります。

売上を達成して利益が若干下がったのならいい

そもそも今のような時代は、利益よりも売上のほうが大事です。商品価格を上げすぎて、庶民が離れていっては困ります。

売上を達成して利益が若干下がったのならいいほうです。逆に利益を伸ばして売上が下がれば客離れが進み、早晩尻すぼみです。



今のペプシコは買い

ペプシコの財務担当責任者も「近いうちに利益も増えていくだろう」と予測しています。

私は今のペプシコは買いだと思っています。

ごきげんよう。


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