かぶとたいぞうです。
私、かぶとたいぞうの2024年3月1日時点における持ち株構成比%(時価)は次の通りです。
いつもは元旦と7月1日に出していましたが、今年は旧NISAから新NISA への移行で空白期間があったので、この時期となりました。
今回も時価総額の比率だけで金額は伏せます。
かぶとたいぞう2024年3月1日時点の時価ポートフォリオ構成比
ティッカー(会社記号)、会社名、昨年7月1日の持ち株構成率%→今回2024年3月1日の同構成率%、増減理由、会社の概要、評価と今後の買い増し方針の順でまとめました。
PEP、ペプシコ
●PEP、ペプシコ、持ち株構成率18.40%→22.10%
増減理由︰昨年12月に期限が切れる旧NISA のアッヴィ240万円分が今年に入って買い戻せませんでした。アッヴィの株価が急激に値上がりしたからです。
そこで無理して高騰するアッヴィを追わず、株価の下がっているペプシコに乗り換えました。ペプシコは以前から増やしたいと思っていたのです。
ペプシコは世界第2位の食品メーカーです。フリトレーなどスナック菓子が人気です。
ペプシコの直近四半期決算では売り上げの勢いが落ちています。しかし、ゼネラルミルズはもう少し前に売り上げが低迷し、その後回復してますから、食品業界はまだまだ大丈夫だと思っています。
ペプシコに対する今後の方針
ペプシコの構成率は20%を越えましたが、25%くらいまでは増やしてもいいと思っています。
直近四半期決算が少し悪かったので今は必要以上に株価が下がっているような気がします。だから今後も配当再投資の範囲内で買い足します。
GIS、ゼネラルミルズ
●GIS、ゼネラルミルズ、持ち株構成率15.26%→13.00%
増減理由︰最近買っていません。他の銘柄の株数が増えたのとゼネラルミルズの株価が下がったのでの構成率が下がりました。
ゼネラルミルズはコーンフレークなどシリアルを作る食品メーカーです。ハーゲンダッツの総元締めでもあります。
コーンフレークなどの庶民的必需品でも、インフレが長引くと販売数量が減るようです。もっと安いものにシフトするからでしょうか。販売数量が少しずつ落ち込み、株価も少しづつ下がっています。
株価が60ドルくらいまで下がったら少し買い足そうと狙っています。
去年の増配率は9.26%とペプシコの10%に次いで高かったです。
JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン
●JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、持ち株構成率14.56%→14.60%
増減理由︰昨年の7月以降一度も買い足していません。株価が少し回復してきたぶん時価構成比も少し上がりました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは医薬品、新型コロナワクチン、医療器具などを作っています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンに対する今後の方針
ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は少しづつ回復してきています。
将来有望な企業だと思っていますが、ペプシコやゼネラルミルズを増やしたいので、ジョンソン・エンド・ジョンソンはしばらくはこのままホールドして様子をみます。
ABBV、アッヴィ
●ABBV、アッヴィ、持ち株構成率14.10%→13.70%
増減理由︰昨年末に旧NISA分をけっこう売ったにもかかわらず時価構成比がそれほど下がっていないのは、今年に入ってアッヴィの株価が急激に上がったからです。
どうしてこんなに上がっているのかは良くわかりません。
アッヴィは医薬品メーカーです。
構成比的には今のままでちょうどいいと思っています。しばらくは買いません。
PFE、ファイザー
●PFE、ファイザー、持ち株構成率4.68%→3.40%
増減理由︰構成率がどんどん下がっています。株価が下がり続けているからです。新型コロナワクチンの戦略の失敗以来、ファイザーの株価は下がりに下がっています。
ファイザーはかつてバイアグラを作った医薬品メーカーです。
ファイザーは期待はずれの感があります。今開発中の「痩せ薬」がうまくいかなかったら潮時だと思っています。
昨年の増配率はわずかに2.5%でした。
GILD、ギリアド・サイエンシズ
●GILD、ギリアド・サイエンシズ、持ち株構成率2.69%→2.60%
増減理由︰他が増えた分、構成率が下がりました。
ギリアド・サイエンシズは米国のバイオ系の医薬品メーカーです。
そもそも安くなった時に買った株なので、このまま持ち続けますが、驚くほど安くならない限り買い増すことはないと思います。
PG、プロクター・アンド・ギャンブル
●PG、プロクター・アンド・ギャンブル、持ち株構成率9.05%→9.70%
増減理由︰買い足してはいませんが、ここに来てようやくP&Gの株価がほんのちょっと回復してきています。その分時価構成率も微増しました。
P&Gは皆さんおなじみの洗濯洗剤、紙おむつなど日用品のメーカーです。
プロクター・アンド・ギャンブルに対する今後の方針
日用品という安定した分野で、しかも絶対のブランド力を持つメーカーであり増配王です。
全体のバランスを考えると、P&Gの構成率が10%を越えてもいいなと思っています。
だから安くなったらまた買い足します。
CL、コルゲート・パーモリーブ
●CL、コルゲート・パーモリーブ、持ち株構成率4.77%→5.40%
増減理由︰買い足していないから他の株の構成率が上がったぶん下がるはずなのに、逆に少しずつ上がっているのはCLの株価が少しずつ上がっているからです。最近のコルゲートの業績はそこそこ良く、株価は上がっているのです。
コルゲート・パーモリーブは「歯を白くする」でおなじみの歯磨きメーカーです。タイではシェアが高く、私もパタヤでは毎日使っています。
P&Gのリスクを保護するためのサブ銘柄、補完銘柄として、このままホールドします。
PM、フィリップモリスインターナショナル
●PM、フィリップモリスインターナショナル、持ち株構成率9.45%→8.90%
増減理由︰他の銘柄を増やしてPMの構成率を下げていく作戦でしたが、次第にその通りになってきました。
でも配当もちゃんと出ているし少ないですか増配もしているし(昨年の増配率2.36%)、売る理由がないのでこのまま持ち続けます。
PMは言わずと知れた世界一のたばこメーカーです。
ニコチンは強し。コロナ禍にもインフレにも負けず、ニコチン商品は売れ続けています。世の中がどんな状況になってもニコチンは売れるようです。
このまま持ち続けます。
LMT、ロッキード・マーティン
●LMT、ロッキード・マーティン、持ち株構成率7.03%→6.60%
増減理由︰こちらも買い足していません。他が増えたぶん時価構成率が下がりました。
ロッキード・マーティンは世界一の軍需メーカーです。
「炭鉱のカナリア」としてずっと持っていますが、この株が上がるということは世の中が不穏だということなのであまり良い気分ではありません。
しかし毎年増配しているし、売る理由もないのでこのままホールドです。
戦争は嫌です。きらいです。ないほうがいいと思います。しかし古今東西、戦争はなくならず軍需はいつまでも絶えません。矛盾していますが、そのおかげ配当も絶えず、老後を守ってくれるのです。
まとめ
私の投資可能額は既に使い切りました。あとは配当再投資だけです。
しかし旧NISAが段階的に終わり、新NISAに移行する過程で、今回のアッヴィとペプシコのような入れ換えが起こる可能性があります
その場合は株価よりも業績と配当、増配率などに着目し、収益性よりも安定性重視の構成にしていきたいです。
老後資金の運用方針は安全第一ですから。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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