【米国株】かぶとたいぞう2023年7月1日時点の持ち株ポートフォリオと今後の方針

かぶとたいぞうです。

私、かぶとたいぞうの2023年7月1日時点における持ち株構成比%(時価)は次の通りです。

今回も時価総額の比率だけで金額は伏せます。



かぶとたいぞう2023年7月1日時点の時価ポートフォリオ構成比

2023年7月ポートフォリオ

 

ティッカー(会社記号)、会社名、1年前の持ち株構成率→半年前1月1日の持ち株構成率%→今回2023年7月1日の同構成比%、増減理由、会社の概要、評価と今後の買い増し方針の順でまとめました。

PEP、ペプシコ

●PEP、ペプシコ、持ち株構成率14.69%→15.51%→18.40%

増減理由︰株価が少しずつ上がってきたのと、配当再投資で集中的に買い増したので構成率が上がりました。予定通りの展開です。

世界第2位の食品メーカー、フリトレーなどスナック菓子が人気です。ペプシコはインフレにもある程度強いことが分かりました。



ペプシコに対する今後の方針

コロナ禍、インフレでも業績が良く、安定しているのでもっと買い増したいと思っています。ペプシコの構成率が20%になってもいいと思っています。

今後も配当再投資はペプシコを中心にします。

GIS、ゼネラルミルズ

●GIS、ゼネラルミルズ、持ち株構成率15.01%→15.69%→15.26%

増減理由︰最近買ってないので、株価の変化に伴い構成率が変化しています。

コーンフレークなどシリアルを作る食品メーカー。ハーゲンダッツの総元締めでもあります。

コーンフレークなどの庶民的必需品でも、インフレが長引くと販売数量が減るようです。もっと安いものにシフトするからでしょうか。直近のの四半期決算では販売数量が落ち込み株価が急落しました。買い増しのチャンスかとも思いますが、今はペプシコを優先して買っています。



JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン

●JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、持ち株構成率15.72%→14.62%→14.56%

増減理由︰昨年の7月以降一度も買い足してないのと、株価が下がったぶん時価構成比は下がりました。

医薬品、新型コロナワクチン、医療器具など。

ジョンソン・エンド・ジョンソンに対する今後の方針

ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価はしばらく低迷しています。

将来有望な企業だと思っていますが、しばらくはこのままホールドして様子をみます。



ABBV、アッヴィ

●ABBV、アッヴィ、持ち株構成率16.01%→15.90%→14.10%

増減理由︰構成比が下がり続けているのは株価が下がっているからです。

初期経営メンバーの1人がやめたことくらいで株価に影響はないだろうと思っておりましたが、やっぱり影響があるのですね。

医薬品メーカー。

経営にはなんの心配も感じていませんが、依然として構成比が高いので買い増しはしません。

PFE、ファイザー

●PFE、ファイザー、持ち株構成率6.65%→6.15%→4.68%

増減理由︰構成率が大きく下がっていますが、別に売ったわけではありません。単に株価が下がっただけです。新型コロナワクチンの戦略の失敗以来、ファイザーの株価は下がりに下がっています。

医薬品メーカー。新型コロナワクチンで脚光を浴びましたが、コロナワクチンは思ったほど売れず、株価は依然低迷しています。

ファイザーは期待はずれの感がありますが、配当はちゃんと出ているし売る必要も感じないので、このままホールドです。医薬品メーカーは浮き沈みが激しいので分散投資が必要だと思っています。



GILD、ギリアド・サイエンシズ

●GILD、ギリアド・サイエンシズ、持ち株構成率2.17%→2.82%→2.69%

増減理由︰株価の上下に応じて構成率も変化しています。

バイオ系の医薬品メーカー。

そもそも安くなった時に買った株なので、このまま持ち続けますが、驚くほど安くならない限り買い増すことはないと思います。

ギリアドは少し変わった銘柄で、いきなり株価が上がりだす時があります。今も高止まりです。

医薬品メーカー4社のリスク分散投資の意味で保有し続けます。

PG、プロクター・アンド・ギャンブル

●PG、プロクター・アンド・ギャンブル、持ち株構成率8.51%→8.51%→9.05%

増減理由︰ほんのちょっとですが、株価が上がったぶん時価での構成率が上がっています。

皆さんおなじみの洗濯洗剤、紙おむつなど日用品メーカー。



プロクター・アンド・ギャンブルに対する今後の方針

日用品という安定した分野で、しかも絶対のブランド力を持つメーカーであり増配王。安くなったので1年以上前にけっこう増やしました。

日用消耗品は食品と並んで、もっとも安定した投資分野だと思っていましたが、食品に比べると日用消耗品はインフレに弱いようです。

いくらブランドに対するロイヤリティが高くても、値段が高くなり過ぎると庶民は安い代替品に移るか、使う頻度を落として長持ちさせようとするようです。

我が家もP&Gの洗濯洗剤「ボールド」や「アリエール」を使っているし、ブランドへの愛着がありますから、このまま持ち続けるし、安くなったら配当再投資で買い増します。

CL、コルゲート・パーモリーブ

●CL、コルゲート・パーモリーブ、持ち株構成率5.05%→4.59%→4.77%

増減理由︰買い足していないから他の株の構成率が上がったぶん下がるはずなのに、上がっているのは株価が上がったからです。最近のコルゲートの業績はそこそこ良く、株価は上がっているのです。

「歯を白くする」でおなじみの歯磨きメーカー。タイではシェアが高く、私もパタヤでは毎日使っています。

P&Gのリスクを保護するためのサブ銘柄、補完銘柄として、このままホールドします。



PM、フィリップモリスインターナショナル

●PM、フィリップモリスインターナショナル、持ち株構成率9.61%→9.22%→9.45%

増減理由︰他の銘柄を増やしてPMの構成率を下げていく作戦でしたが、他の銘柄の株価が下がる中、PMの株価はしぶとく下がらず、むしろ構成率が上がってしまいました。

でも配当もちゃんと出ているし増配もしているし、売る理由がないのでこのまま持ち続けます。

言わずと知れた世界一のたばこメーカー。

ニコチンは強し。コロナ禍にもインフレにも負けず、ニコチン商品は売れ続けています。世の中がどんな状況になってもニコチンは売れるようです。

P&Gなど日用消耗品はもとより、もしかしたら食品以上にタバコや水蒸気タバコ、噛みタバコ、嗅ぎタバコなどのニコチン商品はインフレや不況に強いかもしれません。それだけ中毒性が高いということなのですが。

初期の頃から保有している銘柄で、最初の頃はPMだけで持株比率が20%を超えていました。配当率が高かったからです。

それを、PMを売らずに他の銘柄を増やして、どうにか構成比が10%を切るよう頑張った結果現在の構成比になりました。

しばらくはこのまま様子を見ます。株価が80ドルを切ったら、売買益狙いで買い足すかもしれません。

LMT、ロッキード・マーティン

●LMT、ロッキード・マーティン、持ち株構成率6.58%→6.98%→7.03%

増減理由︰こちらも買い足していませんが、PM同様、株価が上がっているので、時価構成率が上がっています。

世界一の軍需メーカーです。

「炭鉱のカナリア」としてずっと持っていますが、この株が上がるということは世の中が不穏だということなのであまり良い気分ではありません。

ロッキード・マーティンもPM同様、早い時期から保有している株です。他を増やすことでLMTの構成比も下がるようにと思っておりますが、株価が上がるのでなかなか構成比が下がりません。

毎年増配しているし、売る理由もないのでこのままホールドです。

戦争は嫌です。きらいです。ないほうがいいと思います。しかし古今東西、戦争はなくならず軍需はいつまでも絶えません。矛盾していますが、そのおかげ配当も絶えず、老後を守ってくれるのです。



まとめ

私の投資可能額はすべて使い切りました。あとは配当再投資だけです。だから、かぶとたいぞうポートフォリオの各銘柄構成率は今後も株価の上下以外では大きく変わらないでしょう。

ポートフォリオは私の理想のバランスになりました。

配当再投資はペプシコをメインにして、安ければ時々P&Gやゼネラルミルズも買おうと思います。

老後資金の運用方針は安全第一です。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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