【米国株】2024年7月24日、ロッキード・マーティン(+5.63%)、フィリップモリス(+2.18%)

かぶとたいぞうです。

今朝起きて持ち株の株価を見ると、他は全て下がっているのに、ロッキード・マーティンとフィリップモリスだけが上がっていました。

特にロッキード・マーティンは5.63%も上がっていたので、ドキッとしました。またどこかで戦争や紛争が起きたのかと。



今のご時世

結論から言うと、両社とも第2四半期の決算内容が予想を上回るほど良かったので、株価が急上昇しただけでした。

食品や医薬品、日用品メーカーの株が下がっている中で、軍需とニコチンだけが上がっているのは異様ですが、それが今のご時世なのかもしれません。

ロッキード・マーティン

さて、ロッキード・マーティンのほうは、第2四半期の業績が好調で、売上高と利益の両方でウォール街の予想を上回りました。

具体的には、売上高が181億ドルでアナリスト予想の171億ドルを上回りました。

調整後1株当たり利益(EPS)も7.11ドルで6.45ドルの予想を上回りました。



営業見通しも順調

ロッキード・マーティンは営業活動も順調で、新型のF-16ジェット機の受注を、フィリピン、タイ、トルコなどから獲得したようです。

通期の業績見通しも引き上げました。

それらが好感されて株価は急上昇しました。

フィリップモリス

フィリップモリスのほうは、無煙タバコ製品への強い需要を受けて、第2四半期の利益と売上高が予想を上回りました。また、通年の業績見通しも引き上げました。

ニコチンパウチ缶の売上は、Zynブランドの好調により50%以上増加し、加熱式タバコ製品の出荷も増加しました。



具体的数値

具体的には、第2四半期の売上高が前年同期比9.6%増の94億7000万ドルでした。

調整後1株当たり利益(EPS)が1.59ドルでした。

いずれもアナリスト予想を上回っています。

煙のない社会を目指すフィリップモリス

煙のない社会を目指すフィリップモリスは無煙製品の比率を高めて目標を順調に進めているようです。

業績好調を受けて、フィリップモリスの株価は昨夜、2年以上ぶりの高値をつけました。



増配

フィリップモリスはこのたび増配も発表しました。しかし、フィリップモリスは業務のほとんどを米国外で行っているため、米国税10%の大半が戻ってくる可能性があります。だから実際の配当額は、実際に貰ってみないと分かりません。

いずれにせよ、ロッキード・マーティンもフィリップモリスも業績が良いようで、結構なことです。

ごきげんよう。


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