かぶとたいぞうです。
私がロッキード・マーチン(以下LMT)の株を買ったのは、2018年のことでした。今から6年前です。6月から12月までの間に5回に分けて買いました。平均取得株価は288ドルでした。
今日、2024年9月24日現在、LMTの株価は580ドルです。もう高過ぎて手が出ません。LMTは高嶺の花になってしまいました。
LMTは世界一の軍需メーカー
LMTはご承知の通り世界一の軍需メーカーです。主に戦闘機を作っています。顧客は米国政府を始め世界中の西側諸国です。日本もLMTから戦闘機をたくさん買っています。
LMTは毎年利益を出しており、配当もしっかり出ています。増配も毎年続けており、私の投資利回り(YOC)は4.37%に達しています。
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小学校の先生が
小学校2年生の時、担任の女の先生が言っていました。人間は進化するから、もう2度と戦争は起こらない。みんなが大人になったころには戦争のない平和な世界になっているだろうと。
ところがその後、ベトナム戦争が激化し、最も進化しているはずの米国人がどうして今でも戦争をしているのだろうと不思議に思いました。
その後もアイルランド戦争、第四次中東戦争、アフガン戦争、イラン・イラク戦争、フォークランド紛争、ルワンダ紛争、湾岸戦争、コンゴ戦争、イラク戦争(米国による)、と主だったものだけでも枚挙にいとまがありません。
戦争は常に起きている
他にも東欧、旧ソビエト諸国、アフリカ諸国、スリランカ、東南アジアなどで絶え間なく紛争、内戦が起こっているのです。
そして今もなお、ロシアがウクライナを攻め、イスラエルがパレスチナやレバノンを攻めています。
私はもう十分大人になりましたが、私が小学生だった頃から今まで、戦争のなかったことなど一度もありませんでした。
先生の言ったことは間違っていたのです。
気づいたこと
私は高校生の時に気づきました。進化しているのは科学であって、人間そのものは決して進化などしていないことに。
大学生の時に気づきました。戦争が科学を進化させていることに。インターネットもドローンも原子力発電所も全て戦争の道具として作られたものを改良したものです。
大人になって気づきました。人間は人を憎むこと、怒ること、争うこと、戦うこと、仕返しすること、殺すことをやめられない動物であることに。そしてそれは個人間でも国家間でも同じであるということに。
真実
悲しいですが、それが真実なのです。
やられないためには自分も強くならなければなりません。国家も同じです。だから戦闘機が売れるのです。
核爆弾?
核爆弾さえあれば戦闘機なんて必要ないと思う人がいるかもしれません。しかし核爆弾はあくまでも抑止力です。ひとたび使うと世界が滅びますから、よほどの狂人でない限り使わないでしょう。
北朝鮮をのぞいてほとんどの国家では人に選ばれた人がリーダーになっているので、狂人はいないだろうと思います。というかそう願いたいです。
死の商人
そうなると、戦闘機も相変わらず戦争に使われるのです。今後は無人の戦闘機やドローンが主役になるような気がします。
LMTという「死の商人」のオーナーであることを私は恥じています。でも、私のような人間こそが世界一の軍需メーカーの株主であり続けるべきだとも思っています。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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