かぶとたいぞうです。
今日のお話は、実はあまり書きたくない内容なのですが、誰かのためになるかもしれないので書きます。
昔から投資の世界では、世の中の激変に備えるリスクヘッジとして、株と債券に半々投資する手法が正しいとされてきました。
株と債券に半々投資
つまり、米国株や株の上場投資信託などの株関係と、米国債などの債券を半々持つのが良いとされていたのです。
たいていは、株が下がれば債券が上がり、債券が下がれば株が上がります。
ところが、今回のイラン戦争では、(今のところ)米国株も米国債も同時に下がってしまいました。
デフェンシブ株も下がっている
私が保有している、ペプシコ、P&G、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの地味なバリュー株、デフェンシブ株も今回の戦争ではジリジリと下がっています。
コロナショックの時もそうでしたが、世の中が大きく変わると短期投資家はうろたえてしまい、とりあえず現金に替えるようです。
戦争で上がったのは
今回の戦争で上がったのは、金(ゴールド)、石油、スイスフラン、そしてどういうわけか米ドルも上がっています。
そして、もう1つ、上がったものがあります。
ロッキード・マーティンなどの軍需産業株です。
私は「戦争はこの世から無くならない」と思い、リスクヘッジのためにロッキード・マーティンの株をけっこうな株数保有しております。
天候デリバティブのようなものです。雨が降ったら儲かると思って雨にかけるのではありません。雨が降ったらイベントが中止になり損害が出るので保険をかけているのです。リスクヘッジとはそういうものです。
この1週間、他の株がジリジリと下がる中、ロッキード・マーティンの株価だけは逆にジリジリと上がっています。各国が競って武器、弾薬を買うからです。
戦争を含むリスクヘッジ
戦争を含むリスクヘッジとして、金(ゴールド)、石油(原油先物)、スイスフラン、米ドルに投資するのもけっこうですが、それらはいずれも配当や利息を生まないか、生んでもごくわずかです。
老後の長期投資先としては不適当だと思います。お金に充分余裕のある人が、それらに金融資産の10%以内の範囲内で投資するならまだいいですが、資金の大半を相場の上がり下がりに投ずるのは博打です。リスクが高すぎます。
だから長期投資家は安定的に配当を生むバリュー株と利息を生む米国債などの安定債券に分散投資するのです。
ロッキード・マーティン
しかし、戦争で債券も下がるなら、債券の代わりに戦争株を持っておくのも一理あるのではないでしょうか。
ロッキード・マーティンの株は戦争に強いだけではなく、けっこうな配当も生んでくれます。
有事に強く、平時にも安定配当を生むのです。
超長期投資家は株価を気にしないが
まぁ、もっとも、私自身は株価をぜんぜん気にしていません。
私は、一度買ったら死ぬまで売らない超長期投資家ですから、配当さえもらえれば株価は関係ないのです。
今回下がったバリュー株はいずれ上がり、今回上がった軍需株はいずれ下がるでしょう。長期的には上がったり下がったりしながら、企業の成長に応じて少しずつ上がっていくのが株価です。
普通の投資家なら
しかし多くの投資家は、株価も気になるのでしょうから、ポートフォリオの中に軍需産業株も入れておいたほうが精神的にはいいかもしれません。
もっとも戦争に協力するような会社の株は買いたくないという心情的な理由で軍需株を嫌う人も多いと思います。
好き嫌いや、自分の信念、企業への愛着なども大事な要素ですから、判断は投資家自身が決めるべきです。
私も戦争は嫌いだ
私も戦争は嫌いです。戦争は悪だと思っています。
でも戦争はこの世から無くなりません。今回の米国の動きを見て「やっぱり米国は戦う国なんだ」と改めて思いました。いまさらですが。
米国が戦争終結のためと称してまた核爆弾を投下しても、私はさほど驚きません。米国はそういう国です。自分らの国と国民を守るためなら手段を選ばないのが米国です。有史以来一貫してそうでした。だから繁栄してきたのです。
戦争は無くならない
どんなに戦争が嫌いでも戦争はなくならないし、戦争反対と何万べん唱えても、戦争は終わりません。
それが現実です。自分の身は自分で守らなければなりません。
あとは読者諸姉、諸兄のご判断です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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