かぶとたいぞうです。
今日。2024年3月4日月曜日の朝の時点で、ワイズ(旧トランスファーワイズ)での交換レートは、1円=0.238553バーツです。
実際には手数料がかかるので、10万円換金送金すると23624.25バーツになります。1円=0.23624ということです。
1バーツは何円?
逆数は1÷0.23624で4.2329834067ですから、
1バーツは約4.233円となります。4.2倍を既に突破しているのです。
つい先頃までは100バーツは4.2倍の420円と覚えていましたが、423.3円になったのです。もう4.3倍と覚えたほうが無難ですね。100バーツなら430円です。
2.5倍だった頃が懐かしい
昔、2.5倍だった頃が懐かしいです。あの頃は天国でした。日本がGDPでドイツを抜き、世界2位におどりでた頃です。
バービアで楽しく飲んで、女性にバンバンご馳走しても、チップを入れて1,000バーツ。
頭の中で計算すると2.5倍の2,500円。
ススキノの4分の1
「こんなに飲んで楽しめて2,500円かぁ、ススキノなら1万円では済まないな」
そんなことを思ったりしたものです。
それが今ではビール代も女性ドリンク代も上がったから、同じくらい飲んだら1,200バーツ。4.3倍で5,160円です。
相変わらずススキノよりは安いが
相変わらずススキノよりは安いですが、かつての2倍以上の値上がりなのです。もう天国ではありません。
一事が万事この調子で上がっています。生活費も上がっています。
タイでの年金生活は路線修正を強いられる
だからかつてタイに観光旅行で来て物価の安さに喜び、将来はタイで年金生活をと目論んだ人は、今ごろ路線修正を強いられていると思います。
でも、日本に帰国しても同じことです。日本だって物価が上がっているのです。円安の煽りをストレートに受けた輸入食品は5割も上がっています。1ドル100円だったのが1ドル150円になったのだから当たり前です。
タイでの生活費、日本での生活費
かつてタイで1ヶ月10万円の生活をしていた人は、今は同じ水準の生活をすれば20万円かかります。
でも、日本に戻っても同じです。タイでの10万円の生活は日本だともともと20万円かかり、今や1.5倍の30万円になったのです。
とどまるも地獄、戻るも地獄
以前は日本の物価はタイの物価の2倍でしたが(もっと前は3倍でした)、今は1.5倍に縮んだだけで、相変わらず日本のほうが高いのです。
だから生活水準を下げない限り、日本に帰国しても苦しいはずです。
とどまるも地獄、戻るも地獄なのです。
人間には対応能力がある
もちろん人間には対応能力がありますから、お金が苦しくなると工夫して支出を減らします。それができない人は破綻します。
現在タイで暮らしている日本人も、よほどの金持ちでない限り生活レベルを下げていろいろ工夫して生活を防衛していると思います。
それが当たり前なのです。
米国株の配当は目減りしていない
私は米国株の配当を米ドルでもらっているので大丈夫ですが、年金は日本円でもらっているのでかなりの目減りです。
パタヤ生活の実感としては年金が半分になったような感じです。もう年金だけではとうてい生活はできません。
米国株をやっていたからこそ、パタヤ生活を続けることができるのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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