かぶとたいぞうです。
今から3年くらい前。
思うところがあって、持っていた日本円の預金をすべてドルに替えました。
その前は1ドル100円以下で交換したこともあるので、すべて平均すると、1ドル105円くらいで円預金をドルに替えたと思います。
SBIネット銀行
具体的にはSBIネット銀行の口座を持っていたので、円普通預金の残高を何回かに分けてドル普通預金に移したのです。
そのドル普通預金の残高でSBI証券にドルを移動して、少しずつ米国株を買い足しました。
現在私の資産の97%はドル資産
現在私の資産は、米国株が97%、タイバーツ普通預金が1.5%、日本円普通預金が1.5%です。
3年前に何を思ったのか。
新型コロナ発生とその後の米国の金融緩和、そして利上げ、ドル高に向かうことを予見したのか。
いいえ、ぜんぜん予見などしていません。
3年前に思ったこと
私が3年前に思ったのは一つだけ。
日本は急激に少子高齢化が進み、人口が減り、産業が衰退していく。日本政府はなんら手を打たないから人口減少はもっと進む。
いっぽう、米国は成長している。人口も減っていない。
だから日本はしだいに国力が下がり円も下がるだろう。米国は国力が上がりドルも上がるだろう。
そんなことでした。
今も間違ってないと思う
今もその考えは大筋で間違っていないと思います。
現在は日米金利差が円安の主たる原因だとされていますが、ベースには日本の少子高齢化と人口減少、それによる日本政府の財政悪化、労働力不足による生産性悪化などが重くのしかかっていると思っています。
今後も円安が進むと思う
だから今後金利がどうなろうと、YCCがどうなろうと、中長期的にはこれからも円安方向に進むと思います。
一時的には円高になったり、紆余曲折もあるとは思いますが、傾向としては円安だと思います。
そのうち1ドルが200円になっても私は驚きません。
これからでも遅くはない
私は早い時期にそのことに気が付き、持ち金のほとんどをドル資産に移して良かったと思います。
でも、まだの人はこれからでも遅くはありません。
日本政府が為替介入したとしても、外貨準備金の範囲内でしかドルは買えません。日本人の預金総額は政府の外貨準備金の額を遥かに超えます。
みんなが気づいた後では遅い
みんなが気づいて、ドル預金などの形で円を売ってドルを買い始めたら、円安はもう止まりません。
そうなる前に、読者の皆さんは少しでも、資産の一部でも、ドルなど外貨や米国株などの外国資産に変えておいたほうがいいと思います。
これだけは強くおすすめします。
新NISA
折しも来年からは新NISAが登場します。
今のうちにSBIネット銀行などでドル預金を始め、来年は米国株長期投資にデビューするのもいいと思います。
今年最後の旧NISAで練習も良し
今年の旧NISAもまだ使えます。むこう5年間は無税なので、120万円以内なら来年を待たず今年から練習のつもりで初めてもいいかもしれません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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