【根を張った生活】今の時代は土地に根を張るより、ネットに根を張るほうがいい

かぶとたいぞうです。

「男はつらいよ」の寅さんなんかを見ていると、よく「根を張った生活」なんて言葉が出てきます。

寅さんは旅から旅なので「根無し草」だと言うわけです。

そういう意味では私も根無し草です。



根を張った生活とは

でも、「根を張った生活」と言うのは、何も同じ場所にとどまるとか、土地に根を張る意味だけではありません。

辞書によると「根を張る」とは、「根源的な部分、根本に関わる部分に浸透して、安定した状態になること」とあります。

現代社会において安定した状態とは

現代社会においては、生活を安定した状態にさせるためには、しっかりした考えはもちろんですが、安定した収入も必要です。

日本人はかつて8割以上が農家でした。土地に根を下ろして生活を安定した状態にさせていたのです。農地が現場でした。収穫が収入でした。



現在の安定収入は

その後、その8割はそっくりサラリーマンになりました。仕事内容は変わりましたが、現場仕事という意味では同じです。現場という場所、あるいはその土地に根ざして生きるのです。

工場やオフィス、店舗、施設はもちろん現場です。毎日そこに通わなければ仕事ができません。営業先、取引先もやはり現場です。出張先も担当エリアも現場です。

ずっと同じ場所にとどまるしかない

現場を無視して収入を得ることはできないので、転勤命令でも出ない限り、ずっと同じ場所にとどまるしかありません。生活を安定した状態にさせるためにはそれしかないのです。

私はどうか。



私の生活

私は札幌にいたり、那覇にいたり、パタヤにいたりします。旅行にも頻繁に出かけます。

でも収入はどこにいても毎月安定して入ってきます。

年金と米国株の配当がメインですが、その他に印税のような収入もあります。このブログに表示された広告を誰かがクリックするとグーグルから広告料をもらえますが、それもわずかながら収入となります。

私がどこにいても毎月安定して入る収入

それらの収入は私がどこにいても毎月安定して入ってきます。たとえ私が宇宙にいても、毎月必ず入ってきます。生きている限り収入が安定しているのです。

まさに「根源的な部分、根本に関わる部分に浸透して、安定した状態になること」を実現しているのですから、「根を張った生活」そのものです。



何に根を張っているのか

では私は、何に根を張っているのか。土地や現場ではなく、ネットに根を張っているのです。

今や世界の隅々に浸透し、ライフラインにも密接に関わっているインターネットにしっかり根を張って生きているのです。

考えようによっては、普通に務めている人や、お店を経営している人より、ずっと安定した状態です。

土地や現場から開放される

土地や現場に根を張っているうちは現場から動けません。旅行だってせいぜい1週間から10日が限度でしょう。

しかし、インターネットにしっかり根を張って生きれば、時空間の束縛から開放された広大な世界が待っているのです。



今の時代は

今の時代は、そのほうが有利だと私は思っています。

「根無し草」とはネットを駆使して世界を駆け巡る人に対して使う言葉ではなく、何もしないでずっと家に閉じこもっている人に対して使う言葉だと思っています。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



【かぶとたいぞう有料ノート】

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*