かぶとたいぞうです。
パウエルFRB議長のインフレ鈍化発言から一夜開けて、米国株は予想通り大きく上がりました。
ただ、大きく上がったのはアマゾン(+7.38%)やグーグル(+7.28%)に代表されるようなハイテク株、グロース株ばかりです。
ハイテク株は上がり過ぎ
長期金利が下がっているので、ハイテク株、グロース株に多い高PER株が上がりやすいのは分かりますが、それにしても上がり過ぎです。
今夜は反動で下がるような気がします。
ディフェンシブ株は下がり過ぎ
逆に私が保有しているようなディフェンシブ株、バリュー株は総じて下がっており、特に食品メーカー、日用品メーカーなどの地味な生活関連銘柄ほど大きく下がっています。
こんなに下がる必要があるのでしょうか。
中長期的に見れば
中長期的に見れば、それらディフェンシブ株は昨年後半に大きく上がった、あるいは下げ渋ったので、その反動で下がり、逆にハイテク株、グロース株は昨年下がった分を取り戻しているのだと思いますが、動きが極端すぎます。
特にディフェンシブ株は、どうしてこんなに下がる必要があるのかと疑問に思うくらい下がっています。
ハイテク株はミニバブル
利上げ終了の見通しや米国経済の軟着陸を織り込んで、ハイテク株、グロース株だけがミニバブル的に泡立っているのだと思います。
明日発表される雇用統計、今後発表されるディフェンシブ企業の四半期決算によっては、流れが逆転し、ハイテク株が下がってディフェンシブ株が上がる可能性が大いにあります。
チャンス
ということは。
今がディフェンシブ株の絶好の買い場なのかもしれません。
今私に余裕のお金があれば、再び170ドルを切ったペプシコを思いっきり買うでしょう。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【米国株】米国の金融システム不安で、米国株もとうとう下がり局面入りか -
【米国株】世界経済に不穏な空気。よく分からない時は動かないほうがいい -
【米国株長期投資】振り返ると安い時に買った。でも、当時は安いとは思っていなかった。むしろ高いと思っていた -
【米国株:ベンジャミン・グレアム】初心に戻って長期投資に徹すると、日々の株価は見なくなる -
【米国株で配当生活】優良米国株の配当で生活するには、資金はどれくらい必要か
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報