【米国株】FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見で安堵した米国株式市場

かぶとたいぞうです。

昨夜はFOMCが終了し、予想通り0.25%の利上げが決定されました。

FOMC終了後の声明に「これからも利上げを継続しなければならない」との文言が盛り込まれていたのを受けて、株価は一斉に下がりました。今回のFOMCを最後に利上げは終了するのではないかと期待していた楽観論が打ち消されたからです。



下がった後、パウエル発言で上がった

一昨日の浮かれ気分による株価上昇も、利上げの早期終了を織り込んでのことだったようです。

その後パウエルFRB議長が会見し、記者の質問に答えてパウエル議長が「ディスインフレーション(インフレ沈静化)のプロセスが始まったといえる」との認識を伝えると、株価は一気に上がりました。

インフレが沈静化して、米国経済が軟着陸する期待が高まったからです。

ただ、ディフェンシブ株、バリュー株は微増

ただ、NYダウは微増にとどまりました。

昨夜の終値の前日比で、NYダウは+0.02%、S&P500は+1.05%、ナスダックは+2.00%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.14%でした。



大きく上がったのはハイテク株グロース株

米10年債金利は3.397%まで下がり、金利が下がると上がりやすいハイテク株、グロース株ほど大きく上がりましたが、バリュー株、ディフェンシブ株はそれほど上がりませんでした。

みんなが両手を上げて喜んでいるわけではなさそうです。

くすぶる慎重論

市場にはまだ慎重論が残り、株価が総じて上がるという状況ではないようです。

しかし、素直に考えると、インフレが鈍化したのはほぼ間違いないようだし、今後は早晩、利上げ終了、利下げの展開となるはずです。



米国株は今後上がってゆく

米国株は今後は徐々に全般的に上がっていくのではないでしょうか。

ごきげんよう。


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