【CGC、キャノピー・グロース】株の売買で儲けようとして大失敗した恥ずかしい体験

かぶとたいぞうです。

私は配当狙いの長期投資専門ですが、実は恥ずかしながら、株の値上がりを狙って儲けようとして大失敗した経験もあるのです。

キャノピー・グロース(CGC)がそうです。



キャノピー・グロースは大麻の大元締め

これからの時代は大麻が絶対に普及するだろうと思って投資したのですが、株価は買ったときの20分の1まで値下がりしました。

ほんの出来心であぶく銭を狙って失敗したのです。

ベンジャミン・グレアムの言葉

私の師匠であるベンジャミン・グレアムの言葉に「どうしてもギャンブルをやりたいなら、メインの投資とは別枠で、余裕の範囲で上限を決めてやれ」というのがあります。

私はその言葉を口実に、キャノピー・グロースに100万円かけて、2倍にしようと思ったのです。100万円を儲けようと思ったのです。実に短絡的でうわついた気持ちでした。



キャノピー・グロースの株価は20分の1に

キャノピー・グロースの株価は前述の通り20分の1になりました。

ナスダックの上場基準に満たなくなったので、10株を1株に結合してどうにか株価を維持しています。

私がもし実際に100万円分の株を買ったなら、現在は5万円にまで値下がりしています。100万円を儲けようとして、95万円の損です。

しかし

しかし、運の良いことに、100万円を一気に投資せず、小分けして10万円ずつ買おうと思って、10万円分買った後に株価が急低下したのです。

恐ろしくなった私は、それ以上キャノピー・グロースの株を買わなかったのです。



だから

だから、投資額は10万円のみで、9万5千円の損で済んだのです。

もし一気に100万円を投資していたらと思うとゾッとします。

値上がりを狙った株の短期売買はこのように恐ろしいものなのです。もう絶対にしません。

+++

大麻はたしかに普及した

大麻はたしかに世の中に普及しています。米国でもヨーロッパでも、ここタイでも、医療用大麻はもちろん、嗜好品としてもそうとう出回っています。

最近ではタイのネットニュースでも「大麻のスイーツ専門店がオープンした」とか「大麻の焼き肉店がバンコクに進出した」などと見出しに上がります。



笑い話

ちなみに札幌市のとなりの江別市には「大麻(おおあさ)」という地名があり、けっこうな町です。

笑い話ですが、「大麻の焼き肉店がバンコクに進出した」という見出しを見て、私は大麻(おおあさ)のどこの焼肉屋なのかなと思った次第です。

話題の大麻

それほど大麻(たいま)は話題にもなっているのですが、聞くと大麻はどこでも簡単に安く栽培できるので、事業としてはそれほど儲からないらしいのです。農業に近い事業なのかもしれません。

世の中に普及するからいって、必ずしも事業として成功するわけではないという一例です。



流行りものの将来を見極めるのは難しい

やっぱり、目新しいもの、流行りものの将来を見極めるのは難しいですね。

私はペプシコなど、100年も続く地味で堅牢なビジネスにのみ集中投資することを、改めで心に誓いました。

ギャンブルは私には似合わないのです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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