かぶとたいぞうです。
最近は新聞やネットニュースを見ると、批判的な内容、世の中をこき下ろすような内容の文章が多いです。
批判は主に政府、政治家、都道府県や市町村の首長、オリンピック委員会、有名人、芸能人などなどに向けられます。
「能無し」「役立たず」「あきれた」「非常識」などけちょんけちょんにこき下ろします。
オリンピック村への批判
オリンピック村の料理が不味くて高いとか、コーラを法外な値段で売っているとか、ベッドがダンボールでできていてテレビもトイレもないとか。
半分は事実だけど半分は脚色したような話を取り上げて「間抜け」だとか「準備不足」だとか「失策」だとか「税金泥棒」と言いたい放題言うのです。
新型コロナ対策への批判
コロナ対策でも政府がいかに能無しで、後手後手で、税金の無駄遣いをしているかと得意になって批判します。
確かに後手後手の部分はありますが、一国の総理をそこまでこき下ろす姿勢には違和感があります。
批判が好きな人がいる
人間には他人を揶揄したり、偉い人をバカにしたり、悪口を言ったりするのが好きな人がいます。また、そういう話を聞くのが好きな人もいます。
政府や世の中を斜めに見て、批判したり攻撃したりするのが大好きな人もいます。そういう話を聞くと気分が良くなる人もいるようです。
私も情勢判断や危険回避のために、そういう話に興味を持って耳を傾けることもありますが、あまり気分は良くありません。
世の中にはいい話もある
いっぽう、世に中にはいい話、美しい話、感動的な話、心温まる話もあります。
何回転んでも満面の笑顔がすばらしいフィリピンの女性スケボー選手の話。
選手との絆を大事にして優勝に導き、男泣きに泣いた柔道の監督の話。
選手村の料理と対応への感謝を垂れ幕で表現するオーストラリアの選手たちの話。
枚挙に暇がありません。
同じシチュエーションに批判的な話といい話がある
批判的な話も、心温まる話も、同じ時代に、同じ場所で、同じ環境で、同じ対象に向けて発信されているのです。
違うのは発信者の気持ちだけです。聞く側の気持ちだけです。
ある人はそのことを腹立たしく思い、批判的に話し、それを聞いた人も批判的な気分になって絶望するのです。
ところが、ある人はそのことを喜び、美しく思い、感動し、感謝し、楽しく話し、それを聞いた人もいい気分になって心温まるのです。
世の中には批判的な話も、いい話もある
世の中には批判的な話はたくさんあります。美しい話、いい話、心温まる話も少しだけどあります。
でもどちらの話にアンテナを立てるかは自分次第です。そしてどちらの話に耳を傾けるかで自分の気分も変わるのです。
どちらの話が好きか
どちらの話が良いかは分かりませんが、私は美しい話、いい話、心温まる話のほうが好きです。
批判的な話、攻撃的な話、悪口、愚痴、などは聞いていて疲れます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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