【米国株】ウォーレン・バフェット氏の右腕、チャーリー・マンガー氏を忍ぶ

かぶとたいぞうです。

先日、ウォーレン・バフェット氏の右腕であり、著名な長期投資家であるチャーリー・マンガー氏が99歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

私はかつてベンジャミン・グレアム氏とウォーレン・バフェット氏の著書をむさぼるように読みましたが、マンガー氏の本は読んだことはありません。



しかし

しかし、同じグレアム理論を学んだ同門と見なし、尊敬しておりました。

マンガー氏の言葉として伝えられているものの中で、私の心にいちばん強く残っているのは次の言葉です。

「大金は買いでも売りでもなく、待つことによって得られる」

待つ

これはかつての私にとって強烈な言葉でした。

長期投資に必要なのは、売り買いのタイミングを見極めることや機敏な行動ではなく、優良株をじっくり選んで投資し、その後は忍耐強く待つことだと言うのです。



時間が味方をしてくれて次第に資産は膨らむ

確かに時間をかけて優良株をしっかり選び、長期保有し、配当を適切に再投資し、増配を享受すれば時間が味方をしてくれて次第に資産は膨らみます。

マンガー氏のように99歳まで長生きすれば、きっと大金を手に入れるはずです。

すでに私自身の投資哲学

今の私は、この言葉をもっともなことだと得心しており、すでに私自身の投資哲学にもなっています。

同じような意味ですが、マンガー氏はこうも言っています。

「偉大な投資家は慎重に行動し、物事をじっくり考える。けっして急がない。常に冷静で興奮しない。ただ事実に基づいて行動し、価値を見極める」



意味深い

あらためて味わうと、意味合い深い言葉です。

若い人は「そんなに待っていられない」と言い、年寄りは「もう待つ時間がない」と言って短期売買に走るのです。

本気で長期投資を行い、じっくり待つことができれば、マンガー氏やバフェット氏のように長生きするのが楽しみになるはずです。資産がどんどん増えていくのですから。

お金が使いきれなければマンガー氏やバフェット氏のように寄付すればいいのです。

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新NISAに為替手数料の無料化

さて、来年から新NISA制度が始まり投資環境がぐっと有利になります。SBI証券はとうとう為替手数料を無料化すると発表しました。

米国株に投資する人がますます増えると思いますが、マンガー氏など長期投資の諸先輩の言葉に耳を傾け、投資哲学を学ぶいい機会だと思います。



必要なのは知識でもテクニックでも情報でもなく、哲学

長期投資で成功するのに必要なのは、知識でもテクニックでも情報でもなく、哲学だと思います。

ごきげんよう。


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