かぶとたいぞうです。
Googleから、新しい創作型のAI「Bard」のベータ版を試してほしいとの依頼があったので、いろいろ試しています。
私がGoogle Mapにお店の評価やコメントなどよく書くので依頼されたのだと思います。
おそらく私以外にも多くの人にベータテストをさせていると思います。
今日はドル/円相場のことをブログに書こうと思っていた
最近は円安が急速に進んでいるので、今日はドル/円相場のことを書こうと思っていましたが、試しに「Bard」に聞いてみました。
「今後のドル/円相場はどうなるか」と。
以下に「Bard」の回答を、そのままコピーして貼り付けました。
AI「Bard」の回答
(以下、「Bard」の回答)
2023年9月10日現在、ドル/円相場は1ドル=147円台で推移しています。2023年に入ってから円安が進み、年初から約10円程度円安が進んでいます。
今後のドル/円相場については、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めと日銀の金融政策が大きな要因となると考えられます。
FRBは、インフレ抑制のために金融引き締めを継続しており、2023年内にさらに0.50%の利上げを実施する可能性が高いと見られています。一方、日銀は、物価安定目標である2%の達成を最優先し、金融緩和を維持しています。
※
FRBの金融引き締めが進むと、米国の金利が上昇し、ドル高圧力が強まります。一方、日銀の金融緩和が継続すると、円安圧力が強まります。
これらの要因から、今後のドル/円相場は、140~150円のレンジで推移する可能性が高く、円安が継続する見通しです。ただし、FRBが金融引き締めペースを緩めたり、日銀が金融緩和を縮小したりした場合は、ドル安・円高に転じる可能性もあります。
※
具体的な予想としては、以下の3つのシナリオが考えられます。
シナリオ1:円安が継続
FRBが金融引き締めを継続し、日銀が金融緩和を維持した場合、ドル/円相場は150円台まで上昇する可能性があります。
シナリオ2:ドル安・円高に転じる
FRBが金融引き締めペースを緩めたり、日銀が金融緩和を縮小したりした場合、ドル/円相場は130円台まで下落する可能性があります。
シナリオ3:レンジ相場が続く
FRBと日銀の金融政策が大きく変化しなかった場合、ドル/円相場は140~150円のレンジ相場が続く可能性があります。
※
今後のドル/円相場は、米中経済の成長や、原油や天然ガスなどのエネルギー価格の動向、地政学リスクなどの要因も影響を与える可能性があります。
(以上、「Bard」の回答)
「Bard」の回答を読んだ感想
いかにも優等生らしい、無難な回答ですが、文章能力はとても高く、どこかのエコノミストが書いた文章だと言われれば信じてしまうような内容です。
広告のためか、内容のない文章を何ページにも渡って長々と書く記事をよく見ますが、そういう記事を書く人には重宝されそうです。かつてはアルバイトの書き手を使っていたようですが、「Bard」などに書かせたほうがコストがかかりません。
「Bard」は文字数を指定して回答させることも可能です。
これからのブロガーは
私を含め、これからのブロガーは、単に文章能力が高いだけでは通用しない世の中になるでしょう。
現に、「Bard」に限らず、AIが書いたと見られるネット記事や書籍まで世の中に氾濫しつつあるそうです。
BardなどのAIを使えば誰にでも簡単に、事実や情報に基づいた文章は書けます。
私の分野では
例えば私の分野でいうと、株価の予測や個別銘柄の決算内容、業績、米国や世界経済、タイの観光地の情報、タイの治安や情勢、パタヤの市街地開発や工事、グルメ情報だって書けるでしょう。
その他時事的な話題や技術情報だって、私よりBardのほうが上手に書けると思います。
だから私はAIが書けないことを書く
だから私は今度それら客観的情報や予測、ニュースなどは書かないことにします。AIと競い合う必要はありません。
その代わりに私は自分の体験談を多く書きます。
体験や感動はAIには書けない
例えば株の話でも、買って良かった話、損した話、迷った話などはBardには書けないと思います。
配当がいくら入ったとかそれをどうしたという体験もBardには書けないはずです。
タイの話にしても、感動体験、失敗談、仲間との会話など体験に基づく話はBardには書けないのではないでしょうか。
生き方や思い出も
生き方に関してもBaedには書けないと思うし、子供や孫のこと、友達のこともBardには書けないはずです。
昔の札幌、旅の思い出、など思い出エッセイもBardには書けないと思います。
書けるかもしれませんが、ウソ話はバレると思います。
私は今後、私にしか書けない内容ばかりを書くことにします。
兼好法師になったような気分で。
ごきげんよう。
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