かぶとたいぞうです。
今日はガラパゴス諸島での体験談を書きます。
今から14、15年前のことです。
ガラパゴス諸島には、札幌→東京→ロサンゼルス→キト(エクアドルの首都)→グアヤキル(エクアドルの海辺の町)→プエルトアヨラ(ガラパゴス諸島の一つ、サンタ・クルス島の中心地)の順に行きました。
途中
途中ロスで一泊、キトで2泊、グアヤキルで1週間滞在した後、グアヤキルからバルトラ空港へ飛行機で飛び、船渡しでサンタ・クルス島に渡りました。
キトは標高が高く、夜に酒を飲んでもフラフラするので2泊で切り上げ、低地のグアヤキルでしばらくのんびりしました。繁華街もあって楽しい町でした。
プエルトアヨラ
ガラパゴス諸島のプエルトアヨラには10泊くらいしたと思います。
ガラパゴス諸島は不思議な気候です。暑くて寒いのです。
赤道直下なので日差しが強く、直射日光にあたると痛いぐらいに日焼けします。でも南極から海底を流れてくるフンボルト海流の影響で海水が冷たく、海風も冷たいのです。
不思議な島
海にはアザラシもトドもペンギンもいます。海岸には大トカゲが遊び、陸地には西部劇に出てくる大きなサボテンが茂り、その下で大ガメがのそのそと歩いているのです。まったく不思議なところです。
プエルトアヨラ滞在中に、ダイビングショップに行き、付近の海に潜りました。
ガラパゴスの海に潜る
暑いのにフルボディのウェットスーツを着せられ、最初は違和感がありましたが、海に潜ってみると北海道の海より冷たくて納得しました。
最初は深さ6m程度の浅瀬を気楽に潜っていましたが、徐々に深いところへ移動し、水深が10m〜15mを超えると水温がめっきり下がりました。
寒くて仕方がない
フルボディのスーツでも寒くて寒くて仕方ないのです。
その時、私達のすぐ横を、同じようなフルボディのスーツを着た2人組がスーッと追い越していきました。
その2人組が私を追い越すときに、私に何か挨拶の合図を送ったように見えたので、私も合図を送り返そうとしたその時。
2人組は人間ではないことに気づきました。
2人組の正体
2人組はアザラシだったのです。
どうりで泳ぐのが速いと思いました。
海の中ではペンギンが泳いでいるのも見ました。
+++
体が芯まで冷えた
その後やっぱり寒いので、バディに手で合図して少し浮上し、水深5、6mくらいの中層をのんびり泳ぎました。
ボートに上がって昼食をとり、2本目のダイビングに備えましたが、体が芯まで冷えて、もう一度潜る気にはなれませんでした。それほど寒かったのです。
こんどは暑い
お金は約束通りでいいと言って2本目はキャンセルし、ブルブル震えながら船着き場に戻ってきました。
ボートを降りると今度は灼熱の太陽がギラギラと照りつけて、フルボディスーツを着ていると暑くて仕方がないのです。
すぐにウェットスーツを脱ぎ、日陰で冷たい飲み物を飲んでくつろぎました。
ガラパゴス諸島は暑くて寒い不思議な島
ガラパゴス諸島は暑くて寒い、ほんとうに不思議な島でした。
また行きたい気もしますが、行くまでにけっこうな時間もお金もかかります。
今は近くて便利なタイのほうがいいです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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