【旅の思い出】コロンビアのサンアンドレス島とさらにむこうのプロビデンシア島に行ったことがある

かぶとたいぞうです。

私はかつてラテン音楽に傾倒していたことがあり、サルサ、バチャタ、メレンゲ、チャチャチャ、クンビアなどを貪るように聞いていました。

その影響で、海外旅行もキューバ、プエルトリコ、コロンビアをはじめ、ハイチ・ドミニカ、パナマ、ベネズエラ、エクアドルなど中南米にばかり行っていました。



コロンビア

コロンビアには計4回行きました。カルタヘナ、ボゴタ、カリなどに滞在しましたが、ボゴタからカリブ海の島「サンアンドレス島」に飛んだことがありました。

当時の私の旅のスタイルは勝手気ままで、予約など何もしませんでした。気のむくまま行動しました。ボゴタに着いても何もなくて面白くなかったので、急遽思い付きでサンアンドレス島行きの飛行機に乗ったのです。

なぜサンアンドレス島

なぜサンアンドレス島に行ったかと言えば、当時ススキノに私がよく行くラテンバーがあり、そこに時々顔を出すコロンビア人に聞いたことがあったからです。いいところだと。

それと、たまたまサンアンドレス島行きの飛行機が来たからです。タイミングが良かったのです。1時間後に出発する便の当日券が買えました。



カリブ海に浮かぶリゾート向けの島

サンアンドレスはカリブ海に浮かぶリゾート向けの島です。

空港から街に出て、適当なホテルをとり、タイヤの大きな4輪バギーをレンタルして島を一周しました。暑い日でした。

ホテルの近くに旅行代理店があったので、観光名所でも聞こうと思って入ってみました。

そこで勧められたのがプロビデンシア島でした。

プロビデンシア島

サンアンドレス島だけでもけっこう沖の島なのに、もっと沖にセスナ機で行く小さなサンゴ礁の島があるというのです。

人口3千人の小さな島で、海がきれいで自然が豊富で美しい島だと言うのです。

興味を持ちました。



例えると波照間島

少し違うかもしれませんが、日本で例えると、サンアンドレス島が石垣島で、プロビデンシア島は波照間島って感じです。

プロビデンシア島への往復の航空機と、4、5泊のホテル宿泊、空港とホテルの往復トランファーを入れて日本円で5万円くらいだったので、即決しました。

翌日ホテルにピックアップトラックが来て、サンアンドレス空港からプロビデンシア島へ飛びました。

上空から見たプロビデンシア島

30〜40分でプロビデンシア島に近づきました。上空から見た島の姿は、まるで宇宙の写真を見ているような、美しすぎて恐ろしい光景でした。

周りの海がとても青くて、島は火山で焦げ茶色、そしてところどころ緑、赤い部分もあります。島の周りの環礁が波で白く輝いています。まるでハッブル宇宙望遠鏡で撮ったどこかの宇宙の写真なのです。



暑い日だった

空港に着いて飛行機から降りると、土の滑走路でした。熱風が吹き付けて焦げたような匂いがしました。土が焦げた匂いです。火山灰かもしれません。この日も暑い日でした。

送迎車でホテルに行きましたが、ホテルと言っても「カローラ」という名前のおばさんが一人でやっている民宿でした。

英語が堪能なカローラ

「カローラ」は英語が堪能でした。

日本にはカローラという名の車がある旨言うと、人気車かと聞かれました。人気車だというと、とても喜んでいました。

カローラがなぜ英語が堪能なのか疑問に思って聞くと、プロビデンシア島の公用語は英語なのだそうです。今はコロンビアの領土だけど、ニカラグアから買い受けた島で、最初はイギリス人が発見しイギリス人が長く住んでいたそうです。



毎日カローラと世間話

私の滞在中、カローラの民宿には私の他に客は無く、毎日カローラの作る朝ごはんを食べながら世間話しをして、午後は島を散策してのんびり過ごしました。

夕食は向かいのビーチの海の家のようなところで、魚やカニなどを焼いてもらいました。

乗馬ツアー

2日目、カローラの勧めで小舟で島を一周する半日ツアーに参加しました。そこで知り合ったコロンビア人の紹介で3日目は乗馬ツアーに参加し、馬が気に入ったので4日目も馬に乗りました。

日本の乗馬クラブとは違い、ヘルメットもかぶらず保険もなし、面倒なルールも何もなく、ほぼ自由に馬に乗れてその上料金は1日3千円でした。



楽しい乗馬

参加者全員で馬に乗って山道を登り川を渡り、海へ降りて、海岸では全速力で馬を走らせました。

始終、気軽に馬に乗りましたが、木の横を通り過ぎるときだけはリーダーに注意を受けました。木の横に張った枝には注意するよう口やかましく何回も言われました。

馬は枝の下をくぐるのです。自分も一緒に頭を下げないと、枝にぶつかって落馬します。

私も何回か落馬しそうになり、ヒヤッとしました。

一日中馬に乗った

乗馬が気に入った私は、最後の2日間、カローラの朝食を食べたあと乗馬クラブへ行って、朝から日が暮れて真っ暗になるまで、ずっと馬に乗っていました。

そして最後には馬と気心が通じたような気がしました。

プロビデンシア島は何もない島でしたが、馬に乗れて美味しいものが食べれて、とても楽しい島でした。また行きたいのですが、遠くて簡単には行けません。



日本でも馬に乗ってみたが

コロンビアで乗馬を覚えた私は、帰国してからも何回か札幌近郊の乗馬クラブへ行きましたが、料金が高いし、いろいろうるさいので行くのをやめました。

またプロビデンシア島へ行くことがあったら、一日中馬に乗りたいです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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