かぶとたいぞうです。
米国株のバブルが崩壊するとか、大暴落が近いとか、そんな事を言う人がまた増えてきましたが、そういう時って株はなかなか下がらないのです。
明日の株価は誰にも分かりませんので、憶測でものを言う人に振り回されてはなりません。
ジム・ロジャーズの暴落予言は外れた
私も3年前にジム・ロジャーズが「今年中に米国株は必ず暴落する」と、あまりにもきっぱり予言したので、私もつい信じてしまい大損をしました。
当時はジム・ロジャーズの尻馬の乗った「なんちゃってエコノミスト」も米国株大暴落の大合唱でした。だから持株をすべて手仕舞いして、現金を厚くして大暴落に備えた人もいたようです。彼らの中には、未だに売った株を買い戻せなくて困っている人もいるようです。
暴落が来ると思い込まないほうがいい
まぁ、先は分からないので、暴落が来ないとも言えませんが、来ると思い込まないほうがいいです。
現に最近のNYダウも上がったり下がったりしながら史上最高値をたびたび更新し続けています。
FRBのパウエル議長も、米国の失業率が改善するまで大規模な金融緩和を続けると言っています。常識的に考えれば、余った金が株式市場に流れ、株価は更に上がっていくと予想するほうが普通です。
値下がりを待たず、コンスタントに「円コスト平均法」
私も値下がりを待つことはやめて、先月から月50万円ずつの「円コスト平均法」による定期投資を始めました。
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ペプシコ(PEP)を140ドルで
1月はペプシコ(PEP)を25万円分、ゼネラル・ミルズ(GIS)を25万円分買いました。
ペプシコは1株140ドルで買いました。今まで平均100ドルちょっとでペプシコを買っていた私には、4割も高い株価に抵抗があるのですが、そんな事を言っていてはいつまで経っても買えません。
ゼネラル・ミルズは55ドルで
ゼネラル・ミルズは1株55ドルで買いました。こちらも過去平均40ドル台前半で買っていたので割高感が強いですが仕方がありません。
決めた以上は感情を捨てて、今後もコンスタントに毎月50万円ずつの「円コスト平均法」を続けます。
株を買うタイミングは難しい
100ドルだった株が130ドルまで上がるとなかなか手が出ません。せめて120ドルまで下がったら買おう、などと思うわけです。
ところが下がるどころかますます上がって、150ドルの値をつけると、「ああ、130ドルの時に買っておけば良かった」となるのです。
上がっているときはそれの繰り返しです。
コンスタントに買うほうが楽
少しでも安く買うことに越したことはありません。でも安く買うことばかりに固執して買い時を逃すぐらいなら、何も考えずに定期的に時価で買ったほうが得の場合もあるのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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