かぶとたいぞうです。
今日は新天皇陛下の即位の礼がとり行なわれます。国民として心よりお祝い申し上げます。
私は1年のうち半分くらいはタイで暮らします。ご存知のようにタイは王国で、国民はみんな王様を尊敬しています。
この3年間王室行事が続いたタイ王国
2016年10月13日にプミポン前国王がお亡くなりになり、ワチラーロンコーン国王が即位されました。だからこの2~3年は前国王の葬儀、新国王の即位と国家的行事が立て続けにありました。
私はちょうどタイにいましたから、パタヤで行なわれたプミポン前国王の葬儀パレードにもワチラーロンコーン新国王の即位関連行事やパレードにも参列させて頂きました。
タイでは王室行事には全国民をあげて盛大に参加します。全ての国民が前国王がお亡くなりになったことをこころから悲しみ、全ての国民が新国王の即位をこころから祝います。そういう国民性なのです。
タイの国民はどうして国王を尊敬するのか
よく、「タイの国民は王家を尊敬するように教育されている」と言う人がいますが、それは違うと思います。私の見た限り、王家を尊敬するのは親から子へ先祖代々伝わる習慣のようなものだと思います。
ほとんどの家には国王や王室の人々の写真が掲げられていて、親が朝夕拝んでいます。そういう行動習慣を見て子供が真似をするのです。教育と言えば教育かも知れませんが、尊敬の念がなければできない習慣だと思います。
毎日夕方の6時になると、どこからともなく国歌が流れてきます。国歌が流れてきたら道を歩いている人は全員その場で直立不動です。国家と国王に対する忠誠の態度です。
タイでは普通の人も国王や王室の悪口を言いません。本当に尊敬しているのです。
タイの王室と日本の皇室は仲良し
タイ人はタイの王室と古くからゆかりのある日本の皇室に対しても尊敬の念を持っています。そのおかげで日本人に対しても好意を持ってくれています。有難いことです。
今年の4月に新天皇陛下即位のニュースがタイのテレビでも流れました。その時タイの友人たちは私に「おめでとう」と言ってくれました。
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私は右翼でも天皇主義者でもありません。でも、タイの国民がみんな等しく王様を尊敬している姿を見て羨ましくおもいます。われわれ日本人もタイの人たちのように素直に心から新天皇陛下を祝福したいです。
戦後教育が天皇に対するネガティブなイメージを植え付けた
私たち日本人は戦前からあるものを否定する教育を受けました。象徴天皇制にも批判的な先生から教育を受けました。だからなんとなく天皇とか天皇制に反対する、もしくは好きになれない、尊敬できない、というネガティブな感情を持つ人もいるのではないかと思います。
でも、天皇陛下は日本国と日本国民統合の象徴です。日本のシンボルです。もっと自信を持って素直にこころからお祝いしてもいいのではないでしょうか。
私は天皇陛下をこころより尊敬している
私は前の天皇陛下をこころより尊敬しています。アジア各地を歴訪した平和活動、東北大震災の時の被災地への即座の慰問。ご老体に鞭打って朝早くから夜遅くまで。すべてなかなかできないことだと思います。
また、前の天皇陛下が生前譲位されたこともすばらしいことだと尊敬しています。全ての面において現代人にとって生き方のお手本となります。まさに日本の象徴です。
新天皇陛下もさっそく各所へのご慰問、平和活動など国民の象徴としてすばらしい活動をされています。国民の心に寄り添ったお姿です。
今日は私も新天皇陛下のご即位をお祝いして祝杯をあげたいと思います。
新天皇陛下のご即位を心よりお祝い申し上げます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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