かぶとたいぞうです。
40年前。
私は1ヶ月近くハワイのオアフ島にいたことがあります。
大学最後の春休みで、ハワイでスキューバダイビングのライセンスをとった時です。
ダイビングの先生が教えてくれたラーメン店
ダイビングスクールの指導者はピーターという中国系のアメリカ人で、私にはダイビング以外にも、いろいろなことを教えてくれました。
「デブちゃんサイミン」という店もピーターに教えてもらいました。ワイキキビーチの近くで太った中国人が経営しているラーメン店でした。
「サイミン」とは
ネーミングが面白いのと、安くてボリュームがあるので私はよく行きました。
ピーターが言うには、「サイミン」とは「細麺」の広東語読みなのだそうで、ハワイではラーメンや焼きそばなどをサイミンと呼んでいるそうでした。
私は漢字は違うけれど、むしろ「素麺(ソウメン)」に近い響きだなと思いました。
40年後の今
あれから40年。
今朝、私はタイのインスタントのクイッティアオを食べながら、その細麺「センミー」を見て、ひとりつぶやきました。
「センミーも似ている」
「サイミン」「ソーメン」「センミー」
似ている
似てませんか?
マイケル、ミッシェル、ミカエル、ミッチェルの違い以上に似ています。
サイミンは小麦粉にかん水の入った黄色い中華麺で、ソーメンは小麦粉、センミーは米粉ですから、まったく違う麺です。
でも発音は明らかに似ています。
日本語の「神」とアイヌ語の「カムイ」
以前私は、日本語の「神」とアイヌ語の「カムイ」の発音が似ていることに気づいて、いろいろ調べたことがあります。
結果、語源は同一と確信しました。
その時と似た気分です。
察するに
きっと大昔に「サイミン」とも「ソーメン」とも「センミー」とも呼べるような名前のものがあったのでしょう。
それは世の中で初めて作られた細い麺だったに違いありません。
それが広まり、時と場所を変え進化し、素材も味も変わったけれど名前だけは残り、今のそれぞれの麺になったのではないでしょうか。
誰か興味があれば
いや、単なる私の想像ですが。
誰か興味があれば調べてみてください。
でもウィキペディアで調べても、ありきたりのことしか書いていません。
もっと各国、各地域の古い郷土史的な書物を読んで語源を探らないと真実は浮かび上がりません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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