かぶとたいぞうです。
私は大葉が大好きです。
刺し身のツマや、サラダにも使えますが、醤油漬けにしておくと保存が効き、ご飯のおかずにもってこいです。
よく洗った大葉を保存容器に入れて、醤油とごま油を入れるだけです。翌日には食べることができます。ニンニクや唐辛子を入れても美味しいです。
私は大葉を毎年栽培している
私は大葉をいっぱい食べたいので、札幌の自宅の畑で毎年大葉を栽培しています。
もう何年も育てていますが、豊作の年もあれば不作の年もあります。成功も失敗もたくさん経験しました。
大葉は春菊や小松菜、チシャやほうれん草などと比べると、少し難しいです。
大葉の発芽温度は高い
それらは5月くらいに種を畑に直播きしても芽が出ます。
しかし大葉は発芽温度が20℃と高いのです。札幌で直播きなら7月にならなければ芽は出ません。
結論から言えば
結論から言えば、6月のお祭り時期になると、温室栽培の大葉の苗がホームセンターで安売りしますので、よく育った苗を1ポット50円から100円で買うのが一番楽です。
今年に関しては、6月15日時点で、ビバホーム、ホーマック、ジョイフルAK、トライアルの各店で大葉の苗がまだ売っていたことを確認済みです。
1ポットに3苗のものも
売っている大葉の苗は、よく見ると1ポットに苗が3つくらい入っているものがありますから、根を切らないように慎重にほぐして3苗にすれば得です。
大葉はある程度葉が付いたあとに穂先を切れば、その下の葉の付け根から新しい穂先が出ます。分岐、分岐で一本の苗からたくさんの枝が出るので、一般家庭なら3苗もあれば十分でしょう。
私は自分で育てる
私は10~15苗欲しいので、自分で種から育てます。
今年は対象実験的にホームセンターの苗も買いましたが、基本は種から育てます。
ちなみに5月中旬にホームセンターで買った苗は定植が早すぎて、3本のうち1本が枯れました。
基本的な大葉の育てかた
5月くらいに一晩水に浸けた大葉の種を家の中の種苗ポットに蒔いて、日当たりのいい場所で育てるのが一番無難です。売っている苗と同じくらいの大きさになるまで育ててから定植します。
畑への定植は焦ってはなりません。ホットポット無しで定植するなら、例年だと6月中旬になってからが無難です。ホットポットをしっかりかぶせても、5月中に定植したら枯れる可能性が高いです。寒すぎるからです。
温室を使う場合
家の中で植物を育てるのに抵抗のある人は、バルコニーかテラスに小型の温室を置いて、その中で育てます。アマゾンで4千円くらい出せばいいのが買えます。
外で種から育てたいなら、大きめの植木鉢に針金でアーチ型の骨組みを入れてビニール袋をかぶせて簡易温室を自分で作る手もあります。
ただし、6月に入ってからでないと発芽しないと思います。
自家製簡易温室
下の絵は、私が今年の6月2日に実際に作って大葉の種を蒔いた簡易温室の絵です。
右は針金2本、左は針金1本のモデルです。どちらでもいいです。針金はなるべく深く刺します。
ビニール袋は、スーパーマーケットで豆腐などを買ったときに入れる薄いポリエチレンの袋でもいいです。
水やり
水はハサミで切った通風孔の切り込みから上手に入れます。
なるべく風の強くない所に置き、水は毎日やります。
一晩水に浸けた大葉の種を蒔いたのが6月2日。芽が出たのがはっきりと目視できたのが6月10日。浸水を入れると、発芽までに10日かかっています。
定植はまだ先
売っている大葉の苗と同じくらいの大きさになったら定植します。札幌も暖かくなりましたが、定植はまだまだ先です。
大葉は小さいうちに畑に定植すると、どういうわけかスズメに食い散らかされます。少なくても苗丈が10cmくらいになってから畑に定植します。
成長記録
今日6月20日時点で、大葉の双葉からようやく本葉が出た程度です。種まきが遅かったぶん売っている苗に比べたら成長が遅いですが、大葉は育ち始めるとぐんぐん伸びますから、7月に入ると売っている苗に追いつくと思います。
この投稿は自分の備忘録として書きましたが、大葉好きの誰かのお役に立てば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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