かぶとたいぞうです。
北海道の山に自生する行者ニンニクという山菜があります。ニンニクのような独特の香りと深い味わいがあります。滋養強壮にもなります。
私は醤油漬けにした行者ニンニクが大好きで、以前は毎年春になると山に行って大量に採ってきました。
今は行者ニンニクを栽培
しかし今は行者ニンニクを採りには行きません。家で栽培しているからです。
3年前に隣の家のご主人が行者ニンニクの幼苗をくれました。家で栽培している行者ニンニクの種から発芽させたものだそうです。
3年経って
私は、頂いた行者ニンニクの幼苗を梅の木の下に植えました。それが3年経って、今年からようやく収穫できるようになったので、春に葉の一部を採って食べました。
行者ニンニクはかつて「アイヌネギ」と呼ばれていた時期もあり、ネギの仲間です。ネギは株分けで増えます。だから種を採ってまかなくても株分けで容易に増やすことができます。
種まきに挑戦
でももっと増やしたいので今年は種まきに挑戦します。
行者ニンニクの花が枯れて、ぼんぼりの上部が割れて中から黒い種がのぞき始めています。でもぼんぼりの下部はまだ青いです。もう少しだと思います。
もう少し熟したら採取して水につけ殻を取り除き、一晩浸水したあと使わなくなった古い大きなクーラーボックスで作った種苗箱にまきます。
私の種苗箱の工夫
なるべく自然界の環境に近づけるため、まいた種の上に藁をちぎったものを薄くかぶせ、種苗箱にネットを二重にかけ、冬の間は雪の中に放置します。
私が以前行者ニンニクを採りに行っていた秘密の場所は行者ニンニクが群生していました。そこは広葉樹の下の笹藪でした。
雪の下の湿った空間を再現する
冬の間は雪の下の湿った空洞で冬越ししたに違いありません。それと似た環境を作ってやれば、発芽率が上がると思ったのです。
クーラーボックスで作った種苗箱は屋根の軒下に放置して、私がパタヤから戻るまでは雪解け水が屋根から少しずつ滴り落ちる計算です。
うまくいくかどうか。楽しみです。
うまくいったらブログに書きます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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