【そうめん茹でるな】と言われても私は茹でる。人それぞれ自分の口に合った食べ方でいいのではないか

かぶとたいぞうです。

1年くらい前から「そうめん茹でるな」という言葉をネット上でよく見るようになりました。

「茹でるな」と命令口調で言われても、茹でるか茹でないかは私の勝手です。



命令口調が嫌だ

本などのタイトルでも「何何するな」とか「何何しなさい」とか、命令口調のものは絶対に買いませんし読みません。

衝撃的でストレートな印象ですが、私は人に命令されるのが嫌なのです。だからたとえ正しいことが書かれていたとしても読みません。命令口調には奢りを感じます。

「そうめん茹でるな」は無視

それで、「そうめん茹でるな」もずっと無視していたのですが、最近久しぶりに茹でない方法で作ったら、やっぱり私の口には合いませんでした。

私の茹でない方法はこうです。



私の茹でないそうめんの作り方

大きめの中華鍋型の片手フライパンにたっぷりの水を入れて大泡が立つまで沸騰させる。そこにそうめんをパラパラと入れてよくかき混ぜて、再度沸騰したら火を消す。5分くらい経って麺の硬さをみてからザルに取りよく洗う。

私は以前から麺類は大きなフライパンで茹でています。水がたっぷり入るし、片手のほうが楽だからです。麺の洗い方もそうめんメーカー社長の直伝ですので間違っていないと思います。

どんなふうに私の口に合わないか

それでも私の口には合いません。

どのように私の口に合わないのか。

なんというか、しけった感じなのです。柔らかさも味も申し分ないのですが、しけった感じがするのです。

うまく伝わらないかもしれませんが、雨に濡れて放置された麺を食べている感じなのです。



実は前からその方法は知っていた

実はガス節約のため、その方法は以前から何回も試していました。「そうめん茹でるな」が流行る前からです。

水筒にお湯を入れスパゲッティを何時間も漬けて柔らかくする方法とか、上記の方法でそうめんのみならず、蕎麦もラーメンもやりました。

そこそこうまくいったのはスパゲッティだけで、ラーメンもそーめんも蕎麦も食べられるのですが、しけった感じでした。

いろいろやったが

大きめの器に麺を入れ、熱湯を注いでから電子レンジで1分だけ加熱して放置する方法でもやっぱりしけった感じがしました。

何が違うのか気になったので、「そうめん茹でるな」を最初に言ったとされる女性のYUTUBEを文字起こししたものを読みました。



私のやり方と何が違うのか

私のやり方とその女性のやり方は寸分も違いませんでした。違うとしたら「子供をあやすように」という感覚ぐらいです。

沸騰した鍋に入れて放置するというやり方なら昔からありましたので、「子供をあやすように」という表現以外は目新しいものは何もありませんでした。

少し安心したのは

ただ、その女性は戦後燃料を節約するためにその方法を覚えたという点は共感できたし、本人は決して「茹でるな」と命令口調で言ったわけではないことが分かり安心しました。

池田勇人も「貧乏人は麦飯を食え」と命令口調で言ったわけではなく、新聞社がそう書いただけなのです。



ネット上の賛否

さて、ネットで賛否を見ると私同様、美味しくないという意見も散見されました。

その中で「粉っぽい」という意見が私の意見に近いのですが、私は粉っぽいとは思いません。しけった感じなのです。

粉っぽい

「粉っぽい」という意見に対して、「もっと大量の水で茹でないからだ」という反対意見もありました。

もし「粉っぽい」という意見が私の言っている意味だとしたら、水の量は関係ありません。私はたっぷりの水でやっているからです。もしこれ以上水の量を増やせと言うなら、「燃料を節約するため」という趣旨に反します。水の量が多すぎると、沸騰させるだけでも多くのエネルギーが必要になります。



美味しいならそれでいい

ただ、総じて「美味しい」という意見が多いところをみると、私の言う「しけった感じ」は私以外の人には感じないのかもしれません。

現代社会ではそうめんは嗜好品です。少なくとも私にはそうです。人それぞれ自分の口に合った食べ方をすればいいと思います。茹でないそうめんが美味しいと感じるなら、これからもその方法で食べればいいと思います。

ただし人に命令しないでほしい

「茹でないそうめんは食べるな」とは言いませんから、「そうめんは茹でるな」とも言わないでほしいだけです。

私は水道でも電気でもストイックに節約します。でも好物であるラーメン、そうめん、ひやむぎ、蕎麦などは、多少ガス代がかかっても短時間でしっかり茹でて頂きます。



私は自分の口に合った調理法で食べる

誰に何と言われても自分の口に合った調理法で食べます。

「そうめん茹でるな」といくら言われても私はこれからもそーめんを茹でます。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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