刺し身や蕎麦にワサビをちょこんと乗っけて食べるのは、別に粋でもこだわりでもない

かぶとたいぞうです。

ワサビを醤油やそばつゆに溶かさず、刺し身や蕎麦に直接載せて食べるのは、別に粋やこだわりではありません。

もちろん格好をつけているわけでもありません。



鮪とイカ

例えば、刺し身の盛り合わせに鮪とイカがあったとします。鮪はワサビで食べたい、イカは生姜で食べたいとします。

ワサビと生姜が混ざるのを避けて、ワサビ用の醤油皿と生姜用の醤油皿の2つを用意すればいいのですが、面倒です。

1つの醤油皿で薬味が混ざらないようにするには

1つの醤油皿でワサビと生姜が混ざらないようにするにはどうすればいいか。

鮪の上にワサビをちょこんと乗っけて、鮪の下の部分にだけ醤油をちょっとつけて、ワサビが醤油に落ちないようにして食べるのです。

イカに生姜を乗せる時も同様です。



ワサビだけなら

関東以北では刺し身は何でもワサビオンリーなので、ワサビを醤油に溶いてワサビ醤油にして食べるのもいいと思います。

関西では薬味は豊富で、ワサビや生姜の他、ニンニクや柚子胡椒、コチュジャンのような唐辛子ダレを使う人もいます。皿を何枚も用意するのが面倒なので、それぞれの薬味が醤油に混ざらないように刺し身に直接載せてから醤油をつけるのです。

蕎麦も同じ

蕎麦も同じです。

薬味がワサビとネギくらいならつゆに直接ワサビとネギを入れて混ぜればいいのです。東京の人はそうしている人が多いです。

私は梅肉とか、漬物とか、いろいろな薬味を使いますから、ワサビはつゆに溶かしません。ただそれだけです。



梅とワサビを混ぜたくない

梅とワサビを混ぜてもいいのですが、梅は梅、ワサビはワサビで味わいたいのです。

つゆを2つも3つも用意するのは面倒だしもったいないから、混ざらないように蕎麦に直接乗せて食べるのです。

ちなみに、割子そばと言って、複数の小どんぶりにいろいろな味付けに分けて食べる方法もありますが、家では面倒です。

ワサビだけの時でも

私は薬味がワサビだけの時でも、ワサビを刺し身や蕎麦に直接乗せて食べることが多いです。

味変のために、ワサビをタップリ乗せたり、逆に乗せなかったり、変化を楽しむためです。

ワサビの他に大葉なんかがあれば、大葉のみ、大葉とワサビ、ワサビのみ、何もつけず、と4種類、+ワサビの量で無限に変化が楽しめます。



格好をつけているのではない

形だけ真似て、粋だのこだわりだのと言って、いかにも通ぶっている人を見ていると滑稽ですね。

ごきげんよう。


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