かぶとたいぞうです。
以前も書きましたが、私はいま雑草を活かした自然な感じの庭造りを楽しんでいます。原生花園です。
樹木もなるべく自然の造形を活かしていますが、剪定や枝の誘引もしています。
庭全体のデザイン
外から見える雰囲気、居間から見える雰囲気、物置など造形物の目隠し、他の草花への日当たり、居間への遮光や外からの目隠し(プライバシー保護)、そんなことを考えて庭全体をデザインするのです。
絵を描いたり模型を作ったりするのと同じような楽しさがあります。創作です。
庭を思い通りに創る
庭を思い通りに創るには、樹木や草花の植え付けや植え替え、刈り込みや樹木の剪定などが必要ですが、最近は枝の誘因に凝っています。
樹木の枝に麻ひもなどを括り付け少し引っ張り、地面に打ち込んだ杭や塀などの構造物、他の樹木などで固定するのです。オモリをつける方法や針金で癖付けする方法もあります。
そして半年くらいかけて枝にクセ付けをして、徐々に思ったとおりの形にするのです。
最初は梅の木でやった
最初は高く伸びすぎた梅の枝を少しづつ横に引っ張り、幹から真横に3mくらい張り出した横枝を作るためにやりました。
枝に実がついたり雨で葉が濡れると枝全体が重くなりますから、それらを考慮して少しずつ癖付けをするのです。3年かかりました。
横長の低木の梅
今では手の届く高さのその横枝に、梅の実がびっしり付いています。同じ方法で横枝を四方に伸ばしたので、今では横に張り出した低木の梅の木になりました。
春になって花が咲くととてもきれいですし、手の届く高さに100以上の梅の実がついている姿も迫力があります。
収穫を簡単にするためにやり始めたのだが
プルーンもその方法で横枝を作っている最中です。
最初は手の届く高さに枝を制限して収穫を簡単にするためにやり始めました。でも今では景観や日当たりなどを考えていろいろな木でやっています。
強剪定をせずに自分が思ったとおりの樹形を誘引で作るのは楽しいです。盆栽に似ています。
誘引で目隠し
なるべく自然のままの樹形を尊重しつつ、庭全体のデザインを考えて大事なポイントだけは枝誘引で時間をかけて思い通りのデザインにするのです。
これも庭仕事の面白みです。
今はプルーンの枝を引っ張って、外から居間が丸見えの場所を隠そうと思っています。プルーンは成長が早いのでやりやすいです。
庭を眺めながら
私は庭を眺めているのが好きです。何時間でも見ていられます。
庭全体や木のデザインをイメージしたり、枝誘引を考えながら眺めているので、見ていて飽きないのだと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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