私が子供の頃、子守唄のように母から教えられた「しりとり唄」を後世に伝えたい

かぶとたいぞうです。

子供の頃、母に教えられた「しりとり唄」があります。

まるで子守唄のように何度も何度も母が唄うので、私も覚えました。

幼少の頃に覚えた唄は、大人になっても忘れません。今でも覚えています。

母は単調な節で、こう唄っていました。



母が唄っていた「しりとり唄」

す~ず~め~

め~だ~か~

か~~や~

やばんこく~

くろばときん

きんた~ま~

まぐろ~ふ~

ふんど~し~

しりっぺた~

たかじゃっぽ~

ぽんや~り~

りくぐんの~

のぎさんが~

がいせんす~

(この後はまた、す~ず~め~に戻る)

子供の頃は意味が分からなかった

子供の頃の私には意味の分からない言葉が多かったのですが、大人になるにつれて分かるようになりました。

「くろばときん」とは、日露戦争時のロシア帝国陸軍大臣で、ロシア軍の総司令官だったアレクセイ・クロパトキンのことだと思います。

「くろばときん」の前の「やばんこく~(野蛮国)」は、ロシアのことを言っているのでしょう。



マグロフ

「まぐろ~ふ~」は、きっとステパン・マカロフのことだと思います。やはりロシア帝国の海軍中将で、日露戦争で戦死しました。マグロフとマカロフではだいぶ違いますが、当時はマクロフと呼んでいて、それがなまったのかもしれません。

「たかじゃっぽ」は高ジャッポ、つまり背の高い帽子のことだと思います。きっとシルクハットのような帽子だと思いますが、当時の帝国ロシア軍高官が被っていたのか、後に続く乃木希典が凱旋時にかぶっていたのか分かりません。

ぽん槍

「ぽんやり」は確か凱旋時に先頭隊が持つ槍のことだったと思いましたが、改めてネットで調べても出てきませんでした、私の勘違いかもしれません。

「りくぐんの~」は陸軍の、「のぎさんが~」は乃木さんだと思います。乃木希典は日露戦争時の大日本帝国陸軍大将です。



陸軍の乃木さんが凱旋す

「がいせんす~」は凱旋す、だと思います。

つまりここまでは意味が続いていて、陸軍の乃木さんが(日露戦争に勝って)凱旋したという意味です。

乃木希典は明治39年(1906年)1月14日に東京新橋駅に凱旋しています。

母も祖母に教わったか

この唄を私に教えてくれた母は、昭和5年(1930年)生まれですから、母もその母、つまり私の祖母から教わったのかもしれません。母も「子供の頃覚えたと言っていたような気がします」

この唄は全国各地にあって、少しづつ歌詞が違うようです。

替え唄もあるかもしれません。



残しておきたい

あまり重要なことではないかもしれませんが、私が歌詞をはっきり覚えているうちに残しておきたくて書き留めました。

ちなみに母は札幌生まれ札幌育ち、祖母も北海道生まれで、曾祖父母のルーツは徳島と、富山です。

ごきげんよう。


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