【雑草を育てる】よく分からない雑草を育てて、花が咲いたらグーグルレンズで調べるのがおもしろい

かぶとたいぞうです。

私はいま雑草を育てることに興味を持っています。

刈っても刈っても伸びてくる雑草。根こそぎ抜いてもまた出てくる雑草。そんな雑草に去年までは手を焼いていました。



いろいろやってみたが

農作物を育てているから除草剤だけは使いたくありません。

根抜きを使ったり、草刈り機を使ったり、雑草バサミを使ったりしましたが、いくらやってもきりがあるません。

そこで発想を変えて、育てることにしたのです。

雑草を育てる

今はイネ科の雑草とアザミとギシギシとゴボウ以外は育てています。

実は雑草といえども、我が家の庭に勝手に生えてくる植物は、たいていは園芸種なのです。どこかの家で育てていた花の種が飛んできたり、そういうことが長年続いて野生化した草花なのです。



ノハラムラサキ

例えば、次々生えてきてうっとおしく感じていた草は、放っておくと小さくてきれいな青い花を咲かせました。ノハラムラサキ(野原紫)という忘れな草の一種です。グーグルレンズで調べました。

一面の小さな青い花は見ていて爽快な気分になります。かすみ草に小さな青い花をつけたような風情です。

グーグルレンズとは

グーグルレンズは植物などをカメラで撮り、ネットで検索すると特徴が一致する画像を表示してくれます。

葉だけだと誤差が大きいですが、花の咲いた写真なら制度が高いです。

グーグルレンズのみならず、似たようなスマホアプリはたくさんあります。画像解析とディープラーニング(知識のデータベース化)です。



今年は葉の大きな「雑草」を

毎年生えてくる葉の大きな雑草があります。いつもは根こそぎ抜いていたのですが、今年は抜かずに放置してみました。すると次第に大きくなってきれいな紫色の花が無数に咲きました。

グーグルレンズで調べてみると、ゼニアオイ(銭葵)という植物でした。草丈は1.5mにもなり立派です。

ツツジとボケとライラックの花が終わり、アジサイがこれからなので、今は我が家の庭の一軍スター選手です。

原生花園

我が家の庭には他にもいろいろな「雑草」がきれいな花を咲かせています。20種類以上はあります。まるで原生花園です。

また、ノゲシもスギナもヨモギも、見て楽しむばかりではなく採って食べています。ミントも晩酌のモヒートに使っています。ゴボウも一箇所だけ景観として育て、たまには茎を採って食べます。

ススキも窓から見える景色を趣あるものにしてくれています。



雑草を育てるのもおもしろい

雑草は育てると楽しいです。グーグルレンズのおかげで名前も由来も特徴も分かりますし。

ホームセンターで一鉢500円もするような多年草もけっこう生えてくるのですよ。去年までは知らないで抜いていたのです。

手入れの行き届かない汚い庭だと思う人もいるかもしれません。しかし私にはブロックで仕切られて白い小石をひいたような庭より、ずっと自然で見ていて楽しい庭です。

ごきげんよう。


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