かぶとたいぞうです。
腰を痛めていたので庭の草むしりをしばらくサボっていました。
すると、その間に雑草が大いに育ち、庭も花壇も雑草だらけになってしまいました。
花壇をぼーっと見ていた
雑草だらけの花壇をぼーっと見ていて気づきました。雑草のおかげで花が支えられているということを。
雑草に支えられて
この時期の札幌は、南東の風が強く、突風で花が茎から折れることもしばしばあるのですが、雑草のおかげで守られていました。
自然界では雑草も花も、お互いに支え合って生きているようです。
雑草
今までは、自分が栽培している花以外は全て不要な雑草だと思っていました。タンポポもスギナも厄介な雑草でした。抜いても抜いても出てくる雑草が厄介でした。
ところがよく見ると、そのスギナが枝を広げてちょうどいい支えになっており、緩衝材にもなっているのです。
スギナもタンポポも綺麗
枝を広げて群生するスギナは、刺し身皿を彩るパセリのようにも見えて、見た目も悪くはありません。綺麗なグランドカバーになっています。パセリのじゅうたんです。
一面に咲いたタンポポの黄色い花も、よく見ると可愛いし綺麗です。
綺麗の概念
そのスギナのじゅうたんやタンポポの群落が支えになって、買ってきて植えた花たちが風にも負けずに活き活きと咲いているのです。
考えてみたらどちらも同じ自然界の植物です。綺麗な花を人間がさらに綺麗に品種改良して勝手に売り買いしているだけなのです。そしてその綺麗な花だけを一箇所に集めてきちんと並べて、それ以外の植物を「雑草」だと言って殺すのが「綺麗な花壇」なのです。
本当の寄植えは
本当の「寄植え」とは、雑草も含めて調和をなすものなのかもしれません。
しかも、我が家の「雑草」の中には、近所の花壇から飛んできた種から育った花も多いのです。
忘れな草、ラナンキュラス、いろいろな種類のカンパニュラなども私が植えたわけでもないのに自生しています。
放置花壇
野菜を栽培している畑は別ですが、この機会に、しばらく花壇は放置してみようと思います。どんな姿になるのか見てみたいです。
ただし放っておくと大きくなって「ひっつき虫」を作るアザミ(アメリカアザミ)だけは見つけ次第根こそぎ退治します。
アメリカアザミ
ショッキングピンクの花が綺麗なのですが、その花が枯れると「ひっつき虫」になり、服に付くとなかなか取れません。
原生花園の達人ならアザミも放置するのかもしれませんが、「ひっつき虫」を量産すると近所迷惑になります。
だからアザミだけは抜きますが、それ以外は全て育ててみたいと思います。
うまくいけばいいな
吉と出るか凶と出るかは、やってみなければ分かりません。でももし吉と出れば、楽だしパタヤからの帰国が多少遅れても安心です。
うまくいきますように。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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