【米国株:JNJ】株価が3%超上がったジョンソン・エンド・ジョンソンと3%超下がったファイザーの違い

かぶとたいぞうです。

医薬品メーカーは特許切れリスクなどもあり、もともと値動きが激しい分野ではありますが、最近の米医薬品業界は特に大きく動いています。

社長の片腕の退社で株価をうんと下げたアッヴィの件は先日のブログに書きました。

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昨夜株価が大きく動いたのは、ジョンソン・エンド・ジョンソンとファイザーです。



好決算で株価を3%超上げたジョンソン・エンド・ジョンソン

ジョンソン・エンド・ジョンソンのほうは昨夜発表された決算の内容が良く、株価が3%超上昇しました。増配も決定し、四半期1株配当額(1単位)は1.06ドルから1.13ドルに6.6%上がりました。

新型コロナワクチンでファイザーやモデルナに遅れをとったジョンソン・エンド・ジョンソンです。しかし、最近の新型コロナワクチンの供給は、需要に対して世界的に過剰だそうです。

新型コロナワクチンの売上を見込みからはずしたジョンソン・エンド・ジョンソン

今後の売上見通しが立たないことから、ジョンソン・エンド・ジョンソンは新年度予算には新型コロナワクチンの売上は組み込まないと発表しました。

これは新型コロナワクチンの製造販売をやめるという意味ではなく、見通しが立たないので期待しないという意味のようです。

今回のジョンソン・エンド・ジョンソンの株価高騰はそのことも好感されたようです。



新型コロナワクチンに頼るファイザー

いっぽう、新型コロナワクチンを世界で最も多く製造しているファイザーの株が、昨夜は対照的に3%超も下がりました。

ファイザーは新型コロナワクチンに頼るところが多いので、供給過剰の影響を受けているのでしょう。

新型コロナワクチンの追加接種をためらう人が増えている

日本でも欧米でも、3回目接種、4回目接種が進む中、ワクチンの追加接種をためらう人が増えているようです。

追加摂取しても数カ月で効果が無くなり、また接種しなければならないこと、けっこう副反応がきついこと、最近の新型コロナ変異株がそれほど重症化しないこと、などの理由で、特に若者の間で追加接種に消極的な人が増えているらしいのです。



新型コロナワクチンを作ってもあまり売れないかもしれない

ワクチン接種はキリがないのでもうやめた、もう飽きた、という人たちが世界中で増えているらしいのです。

つまり、簡単に言えば、新型コロナワクチンを一生懸命作っても、売上はそれほど見込めないということらしいのです。

明暗を分けたワクチン

それで、早々に新型コロナワクチンに見切りをつけたジョンソン・エンド・ジョンソンの株が上がり、新型コロナワクチンの売上に頼るファイザーの株が下がったと言うわけです。

私はジョンソン・エンド・ジョンソンの株もファイザーの株も両方とも持っていますから、心境は複雑です。



リスクヘッジの分散投資

しかしリスクヘッジのためにアッヴィ、ギリアドを含めて医薬品メーカーは4社に分散投資しているのです。だからこれでいいのです。

今回はアッヴィとファイザーの下がり分をジョンソン・エンド・ジョンソンとギリアドでカバーしてくれました。次回はそのアッヴィやファイザーが他社のリスクをカバーしてくれるかもしれません。

集中投資はしない

先日のブログで「いくらアッヴィが良いからと言って、アッヴィだけに集中投資しようとは思わない」と書いたばかりですが、やはりその姿勢は正しかったのです。

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医薬品メーカーは浮き沈みはあるが、配当狙いの長期投資には適切

ファイザーもアッヴィもまたいつか上がるでしょう。そしてずっと配当を出し続けてくれるに違いありません。

医薬品メーカーは世の中にはなくてはならない存在です。浮き沈みはありますが、バランスよく分散投資さえしていれば、配当狙いの長期投資には適切です。

ごきげんよう。



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