かぶとたいぞうです。
今日は「貯めたお金をどうするか」でその人の金銭感覚を3段階のレベルに分類しようと思っております。
その前に、世の中には、そもそもお金を貯められない人もいます。そういう人は論外です。
お金を貯められない人
お金を貯められない人は収入が少なくて貯金をしたくてもできないという人もいるかもしれません。しかしたいていは浪費癖、ギャンブル好きで貯められないのではないでしょうか。本気になればたとえ1ヶ月に数千円でも貯められるはずです。
自分の生活を見つめ直して、何かを我慢すれば、たいていの人は必ず1ヶ月に1万円や2万円は節約できると思います。
お金に関して考える時、兎にも角にも先ずは勤労と節約によりお金を貯めること。これなくしてお金の戦略も計画もありえません。
「貯めたお金をどうするか」の3段階
さて、話を戻して「貯めたお金をどうするか」ですが、主に次の3段階に分類できます。
- 貯めたお金をそのまま貯金して、老後の生活費やいざという時のためにとっておく。必要になったら少しずつおろしていき、お金は徐々に減っていく。
- 貯めたお金を手堅く投資して、利子や配当のみを使う。元本には決して手を付けない。お金は減らない。
- 貯めたお金を手堅く投資して、元本から得た利子や配当の一部または全部を再投資して、お金を複利効果によって雪だるま式に増やしていく。
稀にいる気の毒な人
あと、稀にですが「貯めたお金をギャンブルに使って全て失う」という人もいます。気の毒な人です。哀れな人です。
たいていは苦労して貯めたお金をギャンブルには使いませんから、楽して儲けたあぶく銭なのでしょう。そういう人は冒頭に紹介した「お金を貯められない人」と同類です。
金銭感覚の3段階のレベル
私が「3段階」という表現を使っているのは、当然1よりも2のほうが、2よりも3のほうが上だという気持ちがあるからです。
お金が少しずつ減っていくよりも、増えていくほうがいいに決まっています。
しかし、投資というのは知識も思考力も必要です。誰もが成功するとは限りません。元金を減らす可能性もあります。
勤労を続けて貯金を積み上げるのが一番手堅いが
だから一番手堅いのは勤労と節約をできる限り続けて、貯金をできる限り積み上げることです。それで多くの人は働けるうちは働くという選択肢を選ぶのだと思います。
それはそれでいいことだと思います。人にはそれぞれ生き方があります。まったく貯金ができない人や、自立できない人に比べればよっぽど立派だと思います。
それに、3千万円の株式投資で税引き後3%の配当を得たとしても、年間の配当金はたったの90万円です。働いたほうがもっと稼げます。貯金も積み増すことができます。
歳をとっても勤労を続けるデメリット
でも、歳をとっても労働を続けることには2つのデメリットがあります。
1つ目は、歳をとればいつかは働けなくなることです。その時になって慌てて投資を始めようと思っても勉強が追いつかないと思います。歳をとってから新たなことを始めるのは大変です。
2つ目は、働いてばかりいると人生を楽しめないことです。仕事が楽しいという人は別ですが、辛いならできるだけ早く終わらせたほうがいいです。
人生を楽しむ
もう働けないくらい歳をとってしまってから旅行に行っても疲れるだけで楽しめないのではないでしょうか。
お金がなければ楽しめないと思っている人もいますが、お金をあまり使わなくても人生を楽しむ方法はいくらでもあります。
節約してお金を使わず、むしろ少しづつ増やしながら毎日を楽しく暮らす。
それがこのブログのテーマなのです。
ごきげんよう。
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やっぱり年金は少しでも早くもらったほうがいいと思う
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著者かぶとたいぞう拝。
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