【北海道地震】9月13日札幌、自粛してはならない

かぶとたいぞうです。



パン、玉子、豆腐などの日配品が品不足、我慢が大事

北海道を襲った地震からちょうど1週間が経とうとしています。札幌は完全に落ち着きを取り戻しましたが、まだ一部食品が品不足状態です。特に

  • パン
  • 玉子
  • 豆腐

など日配品の品不足が目立ちます。

工場は既に稼動しているので、商品は入ってきているのですが、すぐに売り切れるとのことです。入荷がいつもより少ないのに、みんなが殺到して買うからだと思います。

無いときは我慢して、有るものを食べればいいと思います。私も豆腐が好きですが、しばらくは我慢します。



自粛は経済に逆効果。予定していた食事会、宴会は我慢してはならない

逆に、予定していた食事会、宴会の類は我慢してはならないと思います。

昨日、ススキノの某高級料理店で、震災前から予定していた食事会を行いました。

いつもは満席の繁盛店なのですが、昨日はガラガラ、客が入っていません。店のご主人に聞くと、予約のキャンセルが相次いでいるらしいのです。こんな時にどうしてキャンセルするのでしょうか。贅沢をしてはならないと思い、自粛しているのでしょうか。こんな時に高級料理を食べると他人から非難されるからでしょうか。

食材を仕入れて準備していたのに、あてが外れて店のご主人は泣いています。

実はその3日ほど前、今回の宴席にご一緒した相手も「こんな時期に贅沢してもいいのでしょうか。日を改めましょうか」と言って来ました。私は、「こんな時だからこそ予定通りやりましょう。店が休みなら仕方がないですが、やっているなら使ってあげるほうが店のためになります。キャンセルしたらかわいそうです」といって食事会を予定通り実行したのです。当たり前です。

震源地に近い場所では、土砂崩れが起き、生き埋めになった人もいて大変でした。今も苦しい思いをしていると推察し、お見舞い申し上げます。

しかし、札幌はそれほど甚大な被害は無く、たいへんだったのは停電だけです。

ススキノはほとんどが無傷でしたから、電気が復旧した今、飲食店は店を開けたいのです。商売をやりたいのです。私たちは店を使うべきであり、絶対に「自粛」などしてはなりません。



復興を「祈る」くらいなら金を使え

SNSなどではみなさん「1日も早い復興を祈ります」と書きながら、一方では贅沢はせずに「自粛」すべきなどと書いています。なんとなく「自粛」ムード、「萎縮」ムードが漂っています。何か「にぎやかなこと」をひとことでも書くと一斉に叩かれます。

復興を「祈る」ぐらいなら飲食店で金を使ったほうが復興に繋がります。わざわざ新たに宴会を企画する必要はありませんが、震災前に予約した宴会までドタキャンしないでください。店は困っています。

まだ全道的には、電気が本格的に復旧していないようなので、当面は節電に留意し、品不足の日配品などはなるべく我慢しましょう。

いっぽう、札幌の飲食店は商売をしたいのです。復興を願うなら自粛などせずにどんどん利用しましょう。

生き方は人それぞれ。口出しする気は無いですが、思ったことを書きました。ご参考になればさいわいです。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】

この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*