かぶとたいぞうです。
昨夜はよく行くローカル食堂で常連客の誕生会があり、私も招待されたので行ってきました。
タイでは誕生日の人自身が料理を作ったり、店に料理を事前注文してお金を払います。
日本とタイの違い
日本なら「誕生日なので祝ってくれ、ご馳走してくれ」となりますが、タイでは「誕生日なので祝ってくれ、ご馳走するから」となるのです。
昨夜も誕生日の女性が自ら大鍋料理2つの他にもサラダなども家で作って持ってきました。店は持ち込み歓迎です。店にもバーベキューを事前注文しているし、酒が売れるので店は儲かるのです。
日本で誕生日におごってくれと言う人
でも考えてみたら、日本でも一般家庭では誕生日の人が自分でご馳走を作り友人知人を家に招待する例もあります。
だから日本で「誕生日なので祝ってくれ、ご馳走してくれ」という人は、どちらかというと夜の女性とか、飲食店関係者や図々しい人に多いような気がします。
日本では図々しい人が増えている
中には毎日が誕生日のホステスさんもいます。最近は夜の女性でなくても、そういう人が増えているようです。
飲食店なんかは、そういう人と組んで会費制の誕生日会を定期的に開催して商売にしているところもあります。
「誕生日なの」と言われると断れなく、何万円もするシャンパン代を払ってしまう人もいるのです。
タイは逆
タイではお金のある人が誕生会を開いてみんなに振る舞うのです。
日本ではお金のない人や図々しい人が誕生日におごってもらいたがります。
タイのほうが心が豊かな感じがします。
タイでは酒もご馳走も基本的にただ
タイでは招待された側も、余裕のある人はウィスキーなど酒代を出したり、お金を首飾りにとめて祝ったりして返礼します。
でもお金のない人はそれもしなくていいのです。酒もご馳走も基本的にすべてただです。それでいいのです。誕生日の人もそのつもりで呼んでいるのですから。
返礼
私は昨夜もウィスキーのボトルを1本入れて祝いました。
私は特別な関係でない限り、いつもセンソムを1本プレゼントします。その店にあるウィスキー(本当はラム酒)なので店の利益にもなるからです。
みんなで飲めるし安上がり(300バーツくらい)です。
タイの誕生日会に呼ばれるのはうれしい
タイのローカル食堂で開催されるささやかな誕生日会に呼ばれるのはうれしいことです。
私は気前がいいから呼ばれるのだと思いますが、昨日だって600バーツしか使っていません。2,500円です。それでも誕生日の人も他の参加者も喜びます。
日本だったら断る
日本で、それほど親しくもない人から誕生日会に誘われたら、どう断ろうかと思います。
行けば1万円や2万円では済みませんし、店に儲けさせるだけです。すべてが商業主義、すべてが損得勘定のような気がするので楽しめません。
タイの誕生会は楽しい
それに比べてタイの誕生会は楽しいです。
手作り感があって、持ち寄り感があって、相互扶助感すらあります。文字通りアットホームなのです。
店も商業主義でなく、場所を貸して原価提供です。常連の誕生日を店主自らソロバン抜きで祝っているからです。
だから私も楽しいのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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