かぶとたいぞうです。
私はタイでも日本でも、朝は時々インスタントラーメンを食べます。
安いし手軽で、そこそこ美味しいからです。
ブログを書いている間に電子レンジで作っておいて、文章が一段落したら食べるなんてこともよくあります。少しのびることもありますが、のびたインスタントラーメンもまた好きです。
ここパタヤでは
ここパタヤでは、ママーの黄色か、ニッシンの緑をスーパーで買ってきて食べています。
ママーは10袋入りで66バーツくらい、ニッシンは同じ10袋入りで62バーツ。
タイではインスタントラーメンに関しては日本のメーカーのほうが安いのです。日本の日清を輸入しているのではなく、タイの工場で作っているからだと思います。
バッミー
両方とも日本のラーメンと同じ小麦粉で作った黄色い麺(バッミー)で、辛くなく、あっさりして食べやすいです。
タイにはセンミー、センレック、センヤイと米粉で作った麺が豊富ですが、ラーメン(バッミー)も人気があります。
チャイニーズヌードル
タイではバッミーのことを「チャイニーズヌードル」と呼ぶ人もいます。
でもインスタントラーメンを世界で初めて作ったのは日清なのです。かのチキンラーメンです。あれは世界的大発明といっても過言ではありません。
日清がチキンラーメンを発明して以来、日本国内にはインスタントラーメンを作るメーカーが乱立しました。
そして世界中に広まったインスタントラーメン
そして、しだいに韓国にも中国にもインスタントラーメンを作るメーカーができました。
1980年代にはアジアはおろか、米国にもメキシコにもコロンビアにも、中南米のあらゆる国にもインスタントラーメンを作るメーカーが現れ、日本の発明品は世界に広がりました。
10年前のできごと
今から10年くらい前。インドネシアを旅していて、ロンボク島、スンバワ島、コモド島、リンチャ島、フローレス島とフェリーで移動していた時に、ヨーロッパから旅行に来ていた若い男と知り合い仲良くなりました。
彼がフェリーの中を散歩中に、甲板でチャイニーズヌードルを売っている業者を発見したと私に教えてくれました。
チャイニーズヌードル
そのフェリーには食堂がありませんでしたが、ホットプレートでチャイニーズヌードルを作り、発砲どんぶりに入れて売っている人が甲板にいると言うのです。
私もさっそく甲板に見に行きましたが、彼の言うチャイニーズヌードルとは、インスタントラーメンのことでした。インスタントラーメンの袋に書かれた文字はインドネシア語でした。インドネシアのインスタントラーメンメーカーが作ったもののようでした。
ヨーロッパではインスタントラーメン=チャイニーズヌードル
私は彼にインスタントラーメンは日本の発明品であることを教えようと思いましたが、やめました。
むしろ、ヨーロッパ人がインスタントラーメンのことを「チャイニーズヌードル」と呼ぶことを知り、勉強になりました。
思えばタイでバッミーのことをチャイニーズヌードルと呼ぶのはファランがそう呼ぶからかもしれません。
でもインスタントラーメンは日本の発明品
確かに生麺のバッミーは古くは中国からもたらされたのかもしれませんが、少なくともインスタントラーメンは日本のものです。
日本が世界に誇る発明品なのです。日清が元祖なのです。
覚えておこう
そのことを我々日本人は覚えておいたほうがいいと思いました。
現在はヨーロッパにもアフリカにもインスタントラーメンは普及していますが、製法を編み出したのは日本人であり、日本の技術指導やライセンス供与で世界のインスタントラーメン工場は成り立っているのです。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【パタヤ生活】最近のパタヤは毎日薄曇りで涼しく、これはこれでいいと思う。 -
【パタヤ生活】ブッカオ市場で買ってきた今が旬のマンゴーを食べたら美味しかった -
【パタヤ生活】昨夜はいつものローカル食堂で仲間とムーガタ。楽しかった -
【パタヤ生活】涼しくて少し湿った匂いの空気。パタヤの季節は明らかに変わった -
【パタヤ生活】パタヤに待望の雨。一気に涼しくなって嬉しい、すごしやすい
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報