かぶとたいぞうです。
NYダウ平均は昨夜までに12日間連続で上昇しています。12連騰は6年5カ月ぶりの記録だそうです。思った通り、米国株は上がり基調に入ったようです。
米国株が好調なのに対し、「慢心」を警戒するような報道記事もありますが、誰も慢心なんてしていません。
慢心?
今まで下がっていた分を少しずつ取り戻しているだけです。
NYダウは、2021年末には36,000ドルを大きく超えました。昨夜の終値は35,400ドルです。まだまだ回復途上なのです。
慢心なんてするわけがない
しかも上がったと言っても昨夜の上昇率はたったの0.08%です。ほぼ横ばいです。12連投という言葉だけが独り歩きしているのです。
慢心などするわけがありません。
株は上がったり下がったりする
株価は上がったり下がったりするものですから、このまま一本調子で上がっていくなど誰も考えていません。下がることもあるでしょう。
しかし、米国の激しいインフレは峠を超え、今後の利上げはあと1回か2回ぐらいだろうとおおかたの人は考えています。だから株価が回復するのは自然だと思います。
水を差す必要はない
そんな時に水を差す必要はありません。
いつの世もそうですが、根拠もなく趨勢とまったく反対のことを言う人がいるのです。不安を煽るようなことを言う人がいるのです。目立ちたいのでしょうか。
またぞろ暴落論
「米国は今後深刻な不景気に陥り、株価は暴落する」と言う人もいるのです。
「また出たか」と笑うほかありません。
この5、6年間、毎年のように暴落論が出てきています。そして何も起こらなければ弁解も訂正もせず、また人々が忘れた頃に暴落論を持ち出すのです。
いつかは当たる暴落論
暴落論も毎年言い続ければいつかは当たるかもしれません。確かに過去に何回も暴落は起こっていますから、あと10年くらい暴落を唱えれば当たる可能性が高まります。地震の予測と同じです。
そして当たったら予想的中とか予言的中とか、神通力とか言って宣伝する気なのでしょう。
備えよ常に
世の中は何が起こるか分かりませんから、株価の暴落も無いとは限りません。何ごとも用心に越したことはないし、準備は常に必要です。
でも我々長期投資家は株の上がり下がりにかけているわけではないので、まったく気にする必要はありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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