かぶとたいぞうです。
株は安い時に買うに限ります。
わざわざ高い時に買う必要はありません。
しかし多くの人は
しかし不思議なことに、多くの人は株価が上がっていくと株に興味を持ち、更に更に上がっていくと、自分も買おうかなと思い、そしてとうとう天井に近い株価になってから重い腰を上げて買い、その後の下落で落胆売りするのです。
例えば
例えばいま、1株100ドルの株があるとします。
その株を100ドルで買うのが一番いいのですが、150ドルにまで上がった時に買おうかなと思って、でも度胸がないからとどまります。そして200ドルまで上がってから「もっと上がるのではないか」「いま買わなければ時代の流れに乗れず自分だけ遅れをとるのではないか」と思って慌てて買うのです。
上がった株は必ず下がる
上がった株は必ず下がります。
その後、その株が1株150ドルまで下がったとしても、100ドルで買った人はまだ安心しています。150ドルで買った人も、もとに戻っただけだと思います。
200ドルで買った人は青ざめる
しかし200ドルで買った人は青ざめて「もっと下がるのではないか」「自分は破綻するのではないか」と思い、買った株をすべて狼狽売りするのです。
そしてその後株価が回復するのを見て「自分は株には向いていない」「もう株はやめた」と後悔するのです。
長期投資家のスタンス
配当狙いの長期投資家は最初からスタンスが違います。
これぞと思った株を、一生持ち続けるつもりで適正株価で買い、買ったあとは株価は見ません。
どうせ一生売らないのだから、株価が上がっても下がっても関係ないのです。
長期投資に重要なのは
重要なのは、その会社が四半期ごとにきっちり配当を出してくれるかどうかだけです。
そのために会社の業績を見たり、市場の状況を見たりはしますが、株価は一切見ません。見たとしても参考程度です。
その会社が毎年増配したり、少なくとも減配さえしなければ、なんの心配もありません。たとえ株価が下がっても増配しているならば、むしろ買い足すチャンスです。
株を売るとしたら
その会社の株を売るとしたら、株価に関係なく、その会社が減配したり、配当をストップしたときだけです。
だから長期投資家は株価の上下に一喜一憂せず、安心して株を長期間保有できるのです。
気をつけるべきことは
気をつけなければならないのは、過度に高いときに買わないようにすることだけです。
必要以上に高いときに買えば、配当率が下がり投資効率が悪いからです。
高づかみしないようにするには、何回かに分けて買うことです。
長期投資には今がチャンスかも
今は食品メーカーや日用品メーカーなどのバリュー株、デフェンシブ株で、しっかり配当を出している株が比較的安いです。
長期投資には今が絶好の買い場のような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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