【パタヤ生活】何回も頭を下げてタバコを吸う人を見ていると、かえってこっちが恐縮する

かぶとたいぞうです。

長かったパタヤのソンクランも一昨日でやっと終わったので、昨夜は久しぶりに飲みに出ました。

私のよく行く食堂の常連客(イギリス人)の誕生日がたまたま昨日だったので、昨夜は私も加わり一緒に祝いました。彼の友人のファランも結構集まり遅くまで賑やかに飲みました。

昨夜は久しぶりにたくさん飲んだので今日は朝から2日酔いです。



昨夜のパーティーでのこと

さて、昨夜のパーティーでのことです。

一人のファラン、おそらくイギリス人だと思うのですが、タバコを吸うたびに私に向かって頭を下げるのです。

60歳代のファラン

おそらく私と同じ60歳代の男性ですが、いかにも恐縮した顔で頭を下げてタバコに火をつけ、いっぷく吸ってはまた頭を下げるのです。

他のファランたちもタバコを吸っていましたが、頭を下げるのは彼だけでした。



なんで私にだけ頭を下げるのか

なんで私にだけ頭を下げるのか分かりません。きっと他の人たちはいつものことで慣れているのでしょう。昨夜初顔合わせだった私にだけ特に気を使ったのかもしれません。

1回目のタバコの時は「礼儀正しい人だなぁ」と思いましたが、2回目も3回目も、タバコに火をつけるたびに私の方を見て頭を下げるので、かえってこちらが恐縮してしまいました。

もしかしたら

ところで今思ったのですが、頭を下げるという仕草はいかにも日本人っぽいです。私が今住んでいるアパートの住人の半数はイギリス人ですが、頭を下げるという仕草は見たことがありません。

だから、もしかしたらそのファランは日本びいきか日本を訪問したことがあって、意識して日本人である私に頭を下げていたのかもしれません。



堂々と吸えばいいのに

まぁ、いずれにしてもあんまり頭を下げるので、もっと堂々と吸えばいいのに思いました。

私もかつてはタバコを吸っていましたから、タバコを吸う人の気持ちは分かります。

タバコは吸うことにより、いい気持ちになったりリラックスするものです。だからあんまり恐縮せずに、ゆったりとした気分で吸ったほうがいいのです。

屋外のテラス席

昨夜のパーティーは屋外のテラス席だったし、扇風機が効いていたので煙はまったく気になりませんでした。

何回も頭を下げてタバコを吸う人を見ていると、かえってこっちが恐縮してしまいます。



でも今の時代は

でも今の時代はタバコを吸う人たちにとっては、かたみの狭い世に中なのかもしれません。みんながみんな私のようにおおらかな態度とは限りません。

タバコを吸う人を心底憎んだり、露骨に迷惑がったり、極めて攻撃的な態度をとったりする人もいると聞きます。

昔はみんな吸っていたし咎める人などいなかったのですけどね。

副流煙

健康への害があるから副流煙が気になるのでしょうか。でもそんなこと言ったら車の排気ガスや工場の排煙のほうが悪いような気がします。特にタイは大気汚染がひどくPM2.5の害が深刻です。

アパートの床なんか毎日モップがけしても真っ黒になります。土ぼこりや砂などではなく、排気ガスが原因だと思います。



時代の趨勢

だからタバコの煙だけが特別悪いとは思えませんが、とはいえ良いものだったり無害のものでもありません。時代の趨勢に逆行し、嫌われているのです。

それに今の時代は攻撃しやすい対象をみんなで袋叩きにする傾向があります。相手に否があり、反論できないとなると、鬼の首でも取ったかのような顔で相手が死ぬまで情け容赦なく叩くのです。しかも大勢でやるから卑怯です。

私はタバコをやめることができて良かった

私はタバコを完全にやめることができて本当に良かったなぁと胸をなでおろしています。

それと同時に、恐縮して何回も頭を下げながらタバコを吸う人を見ていると、なんか可愛そうにも思えてくるのです。



私は攻撃できない

自分がタバコをやめたからといって、タバコを吸う人を攻撃したいとは決して思いません。

本人がやめようと思えばやめるでしょうし、そう思わないならやめないでしょう。

誰にでも選択の自由があるし、タバコを吸う権利もあるのです。

もし本当に悪いものなら、政府が販売禁止にするし、吸ったら処罰されるはずです。

ごきげんよう。


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