かぶとたいぞうです。
もし1億円の現金があって、米国株に長期投資し、年間3%の配当を得たら、毎年300万円の配当収入が得られます。
目指す生活水準によりますが、300万円あれば普通の生活はできると思います。
このモデルは誰でも理解できます。
1億円を持っている人はわずか
しかし1億円を持っている人はわずかだし、1億円の資金を作るまでが大変です。
それで多くの人はハイリターンを求めて短兵急に投機に走ります。しかし投機で資金を全て失ったら元も子もありません。
中間の手
中間の手があるのです。現実的な道です。
3千万円を手堅い米国株に長期投資して、年間3%の配当を得るなら、それほどハイリスクな投資ではありません。
私が現在所有している10種類の米国株も、平均3%程度の配当を出しています。
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3千万円なら1ヶ月7万5千円にしか
でも3千万円の3%なら年間90万円にしかなりません。1ヶ月7万5千円です。
工夫をすればどうにか生活可能ですが、他に年金でもなければ少し不安です。
優良企業なら配当が増える
ところが、優良企業を選んで投資すれば、配当は毎年増えるのです。増配です。
5年も経てば、年間3%の配当は年間4%(の投資配当率=YOC)になる可能性が高いのです。3千万円の4%なら年間120万円ですから、1ヶ月に付き10万円の配当収入になります。ぐっと現実的になりますね。
配当再投資
さらに、なるべく節約して配当をすべて使わずに、少しでも残します。そして配当再投資で株を少しずつ増やしていきます。
元本が増えるので配当も増えます。これを繰り返せば複利効果で元本は雪だるま式に大きくなります。
3%が5%になる
最初3千万円だった元本が時価5千万円になり、その3%の150万円が毎年入ってくるのです。1ヶ月12万5千円です。
最初の3千万円からすると、5%の投資配当率(YOC)を得ていることになります。
ローリスクなのにリターンが増えていく
最初から5%の利回りを求めると、少しリスクのある投資対象になります。しかし、堅実な米国株長期投資では、最初は3%で運用していたものが次第に、自然に大きくなって5%になるのです。最初から最後までローリスクです。
リターンは5%にとどまりません。信じられないかもしれませんが、20年前にペプシコの株を1株45ドルで買った人は、現在年間4.6ドル、10%を超える配当を得ているのです。
私はこの方法で資金と配当収入を増やした
私はこの方法で元本も受け取る配当も増やしてきました。現在は円高も手伝って、資産の時価総額は最初の2倍になっています。
最初の3千万円が準備できない人は1千万円から始めてもいいと思います。配当再投資は時間が味方ですから、お金が少なくても時間をかけることのできる人(=若い人)なら少しづつ資金を大きくできます。
資金のない人は
資金が全くない人は貯金から始めましょう。働いて少しずつお金を残すのです。若い人なら時間があるので今からでも間に合います。
資金も時間もない人は・・・
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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