かぶとたいぞうです。
「日本人は働きすぎだ」と今でも言う人がいますが、私は日本ほど休みの多い国はないと思います。株式市場関係はなおさらです。
米国株式市場は12月31日も普通に開いています。年明けは1月1日の元旦のみ休みで、それ以外は休みません。昨日と今日はたまたま土日だったから休んだだけです。もし2日が平日だったら2日から米国株式市場は開きます。
日本の株式市場は休みが多すぎ
いっぽう日本の株式市場は12月30日に大納会を行ない、12月31日から1月3日まで4日間も休みます。
米国株式市場は年末年始の期間に1日しか休まないのに、日本の株式市場は4日も休むのですよ。
日本の株式市場がのんびり休んでいるうちに世界の情勢ががらっと変わってしまうこともしばしばです。
大晦日にまた史上最高値を更新したNYダウ
さてそんな中、NYダウは大晦日にひっそりとまた史上最高値を更新しました。米国株は一体どこまで上がるのでしょうか。
前述の通り昨日今日は土日だったので米国の市場は開きませんでしたが、明日月曜日には通常通り開きます。年明けも上がるのでしょうか。
米国株は上がり続ける?
どのエコノミストも専門家も予想屋も、米国株は上がり続けると言っています。主な理由は米国政府による過剰流動性です。景気をささえるためにお金がジャブジャブと株式市場に流れるからです。他に新型コロナのワクチンの完成と収束期待があります。
実際、米国株は上がったり下がったりしながらも、結局は上がってきています。この傾向はこれからも続きそうな気配です。株価インデックスにかける人も増えてきました。
実はこんな時に暴落もあり得る
脅かすわけではありませんが、実はこういう時にいきなり暴落することがあるのです。みんなが上がると信じて、プレイヤーが増えてきたときに、いきなり何の前触れもなく下がるのです。どうしてかは分かりません。でも歴史上そういうことが繰り返し起こっています。
暴落は常に忘れた頃にやってきます。「暴落する」と騒いでいる時には暴落しません。
株価が上がっていくとは思うが
私も今年は株価が上がっていくとは思います。しかし過信は禁物です。株式相場はそんなに甘いものではありません。
私は今年は「円コスト平均法」で定期的に円単位で同額の投資をコンスタントに行います。
「円コスト平均法」
具体的にはさっそくこの1月から、毎月月末の最終営業日の市場開始時刻に、日本円で50万円相当を、成行注文で買います。
「円コスト平均法」は成行買いで
なぜ成り行きか。
例えば買おうとしている株の前日終値が100ドルで、99ドルの指値を入れたとして、開始早々上がっていき、結局買えない仕舞いということもあり得るからです。円コスト平均法をやるなら高くてもその日に買う、つまり市場開始前に成行注文を入れておくしかないのです。コンスタントにスパッと買うのです。
暴落が来たら一気に買う
毎月50万円。1年で600万円の投資です。もしその間に暴落や急落があれば、その時は一気に買い増します。追加投入もします。むしろそういう展開になることを望みます。
そうならなくとも今年中にリスクを分散して600万円の追加投資ができるならまぁまぁです。
リスク回避
暴落を待っていつまでも買えないのは嫌です。暴落の前にお金を使い果たしてしまうのも嫌です。
株が今後どうなるかなんて誰にも分かりません。だからタイミングよく一番いい時に買おうなんて望みません。ただ、高掴みのリスクと機会損失のリスクを回避したいだけなのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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