かぶとたいぞうです。
世の中には奇特な(素晴らしい)人がいるもんです。
奈良市は4日、窓口を訪れた匿名の男性から3000万円の寄付を受けたと発表しました。
奈良市、及び各紙報道によると、ことのあらましは次のとおりです。
名前も名乗らず3000万円を渡して去った老人
午後5時頃、奈良市総務課の窓口に60〜70歳代くらいの男性が訪れました。男性は「渡しましたよ」と言って持参した白いポリ袋を女性職員に手渡したそうです。職員が袋の中を見ているうちに男性は立ち去りました。
職員が後を追いましたが、姿は見当たらなかったそうです。
1000万円の束が3つ、それぞれに使いみちも
白いポリ袋の中には、1000万円の束が3つ入っていました。
それぞれの札束には、寄付金の使い道として「貧困家庭の支援」「教育環境の改善」「医療体制の充実」の紙が貼られていました。
個人を特定するものはなかった
個人を特定するものはなかったそうです。
仲川げん奈良市長は「ご厚意を大切にして、活用させていただきます」とコメントしています。
報道内容は以上です。
+++
心温まるニュース
こういうニュースを見ると本当に心が温まります。
真の慈善とはこのようなものです。名前も素性も名乗りません。
今は悪い年寄りも多く、非難の対象とされるむきもありますが、良い年寄りもいるのですね。
私も見習いたい
私も見習わなければなりません。3000万円は無理ですが、何かできることを考えます。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
道を求める者は世俗を離れ、ひとり山中に身をひそめて自分との対話を楽しむ。たまの話し相手は古典 -
【徒然草】やっぱりたまに徒然草を読んだほうがいい。吉田兼好の思考は老後生活のヒントになる -
断捨離が流行っているけど、何でも捨てればいいというものではない。捨てて失敗したものもある -
「足ることを知る」とは「現状に満足する」という意味ではない。むしろ、まったく逆の意味 -
【敬老の日】高齢者の4人に1人が働く日本。うち65歳から69歳の就業率は52%。早期リタイアの私は少数派
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報