かぶとたいぞうです。
私はギャンブルをやりません。
パチンコもマージャンも、競馬も競輪も、宝くじもロトも、何もやりません。
一度もやったことがないという意味ではありません。大学生の頃はマージャンもパチンコも人並みにやりました。しかし、社会人になってからはほとんどやらなくなり、そしてある時からまったくやらなくなりました。
ギャンブルをやめたきっかけ
ある時、こう考えたのです。
「今後、一生ギャンブルをやらなかったら、きっとずいぶんお金が浮くにちがいない」
なぜそんなことを考えたかというと、あるギャンブル好きな老人からこんなことばを聞いたからです。
「今まで競馬、パチンコなどに費やしてきたお金を、もし使わずにとっておけば、何千万円にもなっただろう」
ヒントになった
まぁ、そんなことを言う老人は世の中にごまんといるし、そんな老人はお金を使わずにとっておくことなどできないでしょうが、私には考えるヒントとなりました。
そして、このままだと、自分もいつかその老人と同じことを言うようになる気がしました。
敗けを取り戻すより、金輪際ギャンブルをやめたほうが得だ
一生のことを考えると、今までの敗けを取り戻そうなどとは思わずに、金輪際ギャンブルをやらないほうが得だと思ったのです。
以来、一度もギャンブルには手を出していません。
もしあの時に決断せずに、ズルズルとギャンブルをやっていたら、確かに1千万円や2千万円のお金をドブに捨てていたかもしれません。
計算
1週間に1回、パチンコや競馬で平均1万円ずつ負けたとしたら、1年で50万円、10年で500万円、20年で1,000万円になります。実際はハマるとその何倍も使います。
私の両親もギャンブルが好きで一銭も残しませんでしたから、反面教師になっているのだと思います。
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ロタリー
ここパタヤでも宝くじが盛んです。「ロタリー」という名前の宝くじを売り歩く人がたくさんいます。レストランやバービアにも入ってきます。買う人も多いです。週末になるとどこもかしこもロタリーの話題でもちきりです。
ロタリーを買う人たちは必死です。
そのぶん貯めれば良いのではないか
そんなに熱心にロタリーを買うくらいなら、そのぶん貯めれば良いのではないかと思うのですが、それはお金を持っている人の考えなのです。
彼らはお金がないからロタリーを買うのです。一攫千金を夢見て買うのです。
日本も同じ
日本でも同じです。
お金のない人が、射幸心を煽るテレビコマーシャルにそそのかされて宝くじを買うのです。ロトなんてその場で結果が出るからドツボにハマる人が多いのではないでしょうか。
競馬場や馬券売場にたむろする人たちも、朝からパチンコ店やスロット店に並ぶ連中も必死です。お金が欲しいのです。
ギャンブルは長くやると必ず負ける
でも結果としてやられます。お金がないのに、持ち金を全てとられるのです。ギャンブルは長くやると必ず負けます。そうでないと胴元が成り立ちません。
私は大手パチンコチェーン店の監査役もやっていたし、ラスベガス・サンズの株主でもあったから、胴元がいかに儲かるか知っているのです。
儲かるのは胴元だけ
儲かるのは胴元だけで、プレイヤーは長く参加するほど痩せ細る構造なのです。
それがギャンブルなのです。
宝くじも、パチンコも、競馬もすべてそうです。
日本でもラスベガスでも同じです。
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私が今まで大過なく過ごしてこられたのも、今こうやってパタヤでのんびり暮らせるのも
私が今まで大過なく過ごしてこられたのも、今こうやってパタヤでのんびり暮らせるのも、ギャンブルをやらなかったことが大いにプラスになっていると思います。
ギャンブルにさえ手を出さなければ、誰でもパタヤでだって札幌でだって慎ましく生活ができるのです。
たまに外でお酒を飲んで散財したとしても、ギャンブルにお金を使うよりはよっぽどマシだし安上がりです。
ギャンブルにハマっている人は、早くその事に気づいて欲しいです。
やるなら米国株長期投資
そして、どうせお金を使うなら、米国株長期投資など、しっかりした手堅い投資をおすすめします。
株の長期投資はギャンブルとは正反対で、プレイヤーは長く参加するほど配当でどんどん太る構造なのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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