かぶとたいぞうです。
私は本当に運が良いと思います。
貧乏な家に生まれて、進学校に入学したにも関わらず大学進学を諦め、高卒で飲食店に入りました。
飲食店ではイジメがひどく、半年で店を辞め、しばらくフラフラしていました。
人生の転機
何がきっかけだったのか忘れましたが、自力で大学に行きたくなり、ローソンで深夜のレジ打ちをしながら猛勉強して大学に合格しました。
ところが入学手続きの際に入学金が払えず、大学に頼んで夏休み前まで待ってもらい、大学にも行かずアルバイトばかりやりました。
今度は前期の学費
7月にようやく入学金を払いましたが、今度は前期の学費を10月までに払わなければ退学処分だと言われ、とにかくなんでもやってお金を作るしかありませんでした。お陰でお金を稼ぐということを学びました。
大学4年間は楽しかったです。ほとんど大学へは行かずアルバイトばかりでしたが、それでも楽しかったです。友人にも恵まれました。
駆け足の人生
大学在学中に結婚し、良いところに就職し、26歳で1子、29歳で1子をもうけ、28歳で会社を作り、30歳で家を建て、30年間経営した会社を58歳で黒字解散して、今はパタヤでのんびり暮らしています。
米国株の長期投資がうまくいき、今は年金の他、配当でどうにか生きていくことができています。
全て思う通り
全て思う通りにいってます。
人生の成功とは、本人の思う通りになることを言うらしいので、私は人生の成功者だと思っています。
「自分は運がいい」と思う人が、運のいい人らしいので、私は運が良いと思っています。
高卒で働いた飲食店時代を思うと、良くここまでこれたなと思います。自分にはもったいないくらいのものが手に入ったと思って満足しています。
このように、私は運の良い成功者なのです。
運の悪い人
偉そうですが、私のような運の良い成功者から見ると、運の悪い人、運のない人、運の弱い人のことが良く分かります。全て私と正反対なのですから。
第一に、運の悪い人は、「自分は運の悪い人だ」と思っています。それが運が悪い最大の原因です。
誰かのせいにする
また、うまく行かないことを人のせいにしたり、親のせいにしたり、世間や社会のせいにします。
そして、運のせいにもするのです。決して自分のせいだとは思いません。
身の程を知らず、ずる賢い
身の程を知らず、自分の実力以上の成果や報酬を求めます。
努力もせず、楽して成功しようと思っています。
人に感謝せず、人を見下したり、利用しようとしか思っていません。
常にずる賢く、自分だけが得をしようと思っています。
自己中心的で素行が悪い
自己中心的で、自分が偉いと思っています。自分は特別な人間だと思っています。
素行が悪く、人の見てないところで悪いことをします。不正やズルをします。
日頃の行ないが悪いと運が悪くなるということを知らないのです。
人の悪口が好きで、常に人を批判します。
友だちもできず孤立する
そんな人だから、友だちもできず、助言者も支援者も現れず、成功もおぼつきません。
普通は「自分の努力や素行が悪いから仕方がない」と思うのですが、図々しい人は「自分は運が悪い」と言います。「運が悪いだけだ」と言います。
つまり運の悪い人とは図々しい人なのです。
私はそんな人を何人も見ています。
私もそんな人からは遠ざかる
でも見ているだけで何も言いません。言っても聞く耳を持たず、かえって批判されるだけだからです。逆ギレされます。
本人が自分で気づけば、一瞬にして運のいい人になれるのですが、人に言われて運が良くなることはないし、努力や訓練で運が良くなることもありません。
だから他人が言っても無駄なのです。
最後は孤立する
かくして人がだんだんと遠ざかり孤立するのです。孤独を楽しめる人ならそれでも良いのですが、孤独を楽しめるタイプの人は達観していますから、決して「自分は運が悪い」などとは言わないものです。
運の悪い人は最後は孤立して、他人を責め、世の中を嘆き、自分の運命を呪うのです。
そして「自分はつくずく運が悪い」と言うのです。そのくせ、そんな人に限って宝くじばかり買うのです。
今日は偉そうなことを書きましたが、どなたかの参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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