かぶとたいぞうです。
帰国して間もなく寒くて風邪をひき、家の中ですることがないので映画ばかり見ていました。
最近の邦画は現在の日本の世相を反映してか、暗い内容のものが目立ちます。
あんのこと、遠いところ、ロストケア
- あんのこと
- 遠いところ
- ロストケア
と連続見たら、治る風邪も治らなくなるのではと心配するほど体に悪かったです。
社会派というか、リアリズムというか。もう嫌というほど現実を突きつけられるのですが、映画ってもっと楽しいものであって良いのではないかと思います。
作者はいったい何をしたいのか
作者の気持ちは分からなくもないですが、そんなシビアな現実を見せて、観客を暗い気持ちにさせて、いったい何をしようとしているのでしょうか。現実はこうだと知らせたいのでしょうか。そんなことは知らせなくても、みんな厳しい現実を自ら日々体験して知っているのではないでしょうか。
初めて映画「こども食堂」を見たときは感動しました。現実の厳しさを教えられ、私もこども食堂のようなものがあれば応援したいと思いました。あれはあれで問題提起にもなったと思います。
でも最近の暗い映画って、絶望しかないのです。どうにもやりようがないのです。無力感しか残らないのです。どっと疲れるのです。
本能寺ホテル
暗い映画を立て続けに見た後、「本能寺ホテル」という映画を見ました。綾瀬はるか主演の映画です。
とてもバカバカしくて、とても面白かったです。大いに笑いました。おかげで風邪が治りました。
映画ってこういうものでなければならないと思いました。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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