【パタヤ生活】私は若い頃十分働いたので、今はパタヤでゆっくりのんびり暮らしてもいい

かぶとたいぞうです。

1月のパタヤは毎日が好天で、かといって暑すぎることもなく、穏やかです。

私は今日もテラスに座って中庭のヤシの木を眺めながら本を読んだりお茶を飲んだりブログを書いています。



吉村昭氏の「総員起シ」

今読んでいる本は「熊嵐」を書いた吉村昭氏の「総員起シ」です。

読んでいると引き込まれます。

戦時下、戦後の酷しいようす、北海道の冬の海の冷たさ、その海に投げ出された避難民の切なさ、戦争のむごたらしさ、戦死した人たちの悲惨さ。

本に没頭し

本に没頭し、感情移入している私ですが、ふと目を上げるとパタヤの青い空と白い雲を背景にヤシの木が風に揺れているのです。

本の中は地獄ですが、私がいる場所は天国なのです。なんか申し訳なくも感じます。



日本は寒かろう

いま日本は冬。寒い思いをしている人たちもいるでしょう。能登半島の地震で家を失い、身内を失い、大変な思いをしている人もたくさんいるでしょう。心からお見舞い申し上げます。

日々の生活に困窮し、途方にくれている人もいるはずです。さながら戦場のような緊張感で毎日をおくっている人もいると思います。

私は楽で申し訳ない

それに比べ私は申し訳ないですが楽です。平和です。のんびりです。

申し訳ないとは思うのですが、私はこれで良いと思っています。

私は若い頃がんばりました。



地獄から這い上がってきた私

身を立てるには勉強するしかないと思って、金もないのに大学を受験して、大学に頼んで入学金を待ってもらい、死にものぐるいで働き、生活費から学費からすべて自分で稼ぎました。

そのためには何でもしました。人に言えないこともしてきました。

そして早く結婚して早く子供を作り

そして早く結婚して早く子供を作り、早く会社を作りました。

サラリーマンが一生かかっても経験できない辛酸も舐めたし、達成感や感動も得ました。

早く家を建て、親孝行をし、子供たちが独立してそれぞれ家庭をもって孫たちも生まれました。

さらっと書きましたが常人には簡単なことではありません。



私は人の3倍生きた

この40数年間、私は平均的な人の3倍は働いたと自負しています。平均的な人の3倍は生きたと思っています。

だから私はすでに140歳くらいの人生経験を有しているのです。今さら80歳や90歳の若僧に意見されるいわれはありません。

まぁ攻撃的な書き方になってしまいましたが、本心そう思っています。ただぼんやり生きてきた年寄りと一緒にしてほしくないのです。

天からのプレゼント

私はパタヤでヤシの木を眺めながら、のんびりゆっくり生きる権利を与えられたと思っています。

だから余計な罪悪感など持たずに、せっかくの天からのプレゼントを大切にしようと思います。大切にしないとバチが当たります。

老婆心ながら書き加えますが、私は勤労を否定しているわけではありません。若いうちは人の3倍働けと言っているのです。もう休んでも良いと自分で確信できるまで真剣に働けと言っているのです。



パタヤは今日ものどか

今のパタヤは本当にのどかです。何もしなくても楽しいし、何を食べても美味しいし、生きている実感がわいてきます。

ほんと、何もしないで息を吸っているだけで、生きている実感があるのです。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



【かぶとたいぞう有料ノート】

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*