かぶとたいぞうです。
パタヤは今、ソンクラン(水かけ祭り)の最中です。
この時期タイ全土で行なわれるソンクランは、正式には13日〜15日の3日間なのですが、どういうわけかパタヤのあるチョンブリー県だけは13日〜19日の7日間も続くのです。
水かけの由来
もともとこの時期のタイは気温が高く、道行く通行人を日射病や熱射病から守るために親切心で水をかけてあげるのが水かけの由来です。
しかしチョンプリー県だけが特にこの時期に気温が高い日が続くわけではありません。むしろチェンマイとかウドンタニとか、北のほうが高温になります。
なぜパタヤだけソンクランが長いのか
パタヤのあるチョンブリーで水かけが盛んなのは、昔から観光客が多いことと無関係ではないような気がします。
現在も水かけを盛んにやっているのは観光客相手のお店とその従業員、常連客などで、水をかけられて喜んでいるのも短期滞在の観光客が主です。ソンクラン目的でこの時期のタイを訪れる観光客も多いようです。それにお祭り好きのタイの若者も加わり盛り上がっているように見えます。
残り2日間
さて今日18日はパタヤ北隣の港町ナクラで盛大な水かけイベントがあるようです。そして明日19日はパタヤが水かけのフィナーレを迎えます。
大きなスピーカーを積んだトラックから流れるパタヤagogoの大音響、放水車、泡泡放水、高圧パイプ放水、氷の入った冷水、それはもう正気の沙汰ではありません。
この世の地獄絵巻
どころが、水をかけられながら熱狂して踊る若者がいるのです。大音響の中、高圧放水を浴びて、まるで狂ったかのような顔をして踊りまくる人々の姿はこの世の地獄絵巻にも見えます。
だけど、そんな絵図はソンクラン時期のタイでしか見ることができません。世界中どこへいっても見られない極めて珍しいお祭りなのです。
怖いもの見たさで
怖いもの見たさで街に出てみたい気もしますが、ソンクランは見物は許されません。見れば必ず自分もずぶ濡れにされるのです。情け容赦はありません。
恐ろしい。
たぶん私はあと2日間、誰かの参戦レポート(ブログ)を読むだけで、だまっておとなしくアパートで過ごすような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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