【米国株の転換期?】方向性がまったく見えない米国株。今後の値動きもよく分からない

かぶとたいぞうです。

米国株の向かう方向性も、今後の値動きも、ますます分からなくなりました。

昨夜の各株価指標の終値の前日比は、NYダウで+0.03%、S&P500は-0.02%、ナスダックは-0.18%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.71%でした。



久しぶりに上がった私のポートフォリオ

私のポートフォリオが各株価指標を上回ったのは久しぶりです。昨夜はP&Gとコルゲート以外は全て少しずつ上がりました。

自律反発で上がったものは下がり、下がったものは上がっただけだとは思いますが、報道各紙のいろいろな説明を読んでもぜんぜん理屈が分かりません。

強気派と弱気派の綱引き

現在の株式市場は強気派と弱気派の綱引き、楽観論者と悲観論者のディベート大会の様相です。

そして両者ともはっきりとした根拠も証拠もなく、勝手に理論展開しているだけなので、ぜんぜん信用できません。

みんな世の中の大筋の流れが分からなくなっているので、誰も行く先を示せないでいるのです。

ここ数週間はこんなことの繰り返しです。



株価の値動きなんてものは

株価の値動きなんてものは、そもそも予想しても当たらないものですが、最近はその予想すらできません。まったく考えがつかないのです。

以前にも似たようなことをこのブログに書いたことがあります。2年か3年前です。その時はある女性から「それはあなたが勉強不足だからだ」とお叱りのメールを頂きました。

勉強した人ほど予想できないことを知る

しかし、こういう時はよく勉強した人ほど予想できないのです。株というものをよく知っている人ほど、予想ができないことを知っているのです。

こんな時に断言的に「上がる」とか「下がる」とかと言っている人は間違いなくペテン師です。



予想なんてものは

予想が外れて後で恥をかくのですが、ペテン師は恥を恥とも思わないので、いずれまた同じようなことを言うのです。適当に予想していればいつかは当たるからです。

株は上がるか下がるかだから、適当に言っても50%の確率で当たります。

予想なんてものは、そういう類に任せておけばいいのです。

予想よりも大事なこと

私達は予想よりも、今後どんなことが起きても対応できるような、全方位的な備えを重視します。

今は数年に一度の転換期に差し掛かっているような気がします。そんな時は、いろいろなことに備えなければなりません。



備える

ドル/円相場や、私の場合は円/タイバーツ相場の動きなどにも目を光らせ、それぞれの手持ち現金の有高を調整し、支出を抑え、少しでも現金に余裕を持っておくのが基本です。

その上で、投機的な行動を控え、ポートフォリオのバランスを考え直し、最悪の事態を想定し、それでもギリギリ生きていけるように収支を調整します。

生き延びる

長期投資家はそうやって生き延びるのです。生きてこそ、次のチャンスや飛躍を掴むことができるのです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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