かぶとたいぞうです。
2023年が明けました。訳あって新年の挨拶は省略させて頂きますが、一年の計は元旦にあり、と言います。今年も例年通り所感と今年の計画を述べさせて頂きます。
去年の年頭所感
去年の正月はどんなことを書いたのか、気になって読んでみました。
去年は那覇で年を越し、ホテルの部屋で自分で雑煮を作って食べたのですね。わずか1年前のことなのに、なぜかすごく懐かしいです。
それだけ去年はいろいろなことがあったり、パタヤに来て生活環境が大きく変わったからかもしれません。
去年はパタヤに来れなかった
去年はまだタイに来るのが困難で、パタヤの代わりに那覇のホテルをマンスリー契約で借りて4ヶ月暮らしたのでした。
あの狭いビジネスホテルで毎日自炊した日々に比べると、今のパタヤのアパートでの暮らしは天国です。部屋は2倍以上広いし、キッチンも広いし、食事ができるようなテラスはあるし、プールもあるし、明るくて清潔です。それなのに家賃は那覇の半分なのですから。
コロナが沈静化して本当に良かったです。やっぱり私にはパタヤがいいです。
米国株
米国株に関して。
私は去年の年頭初感では、「今年は経済が回復発展して株価も上がる」ようなことを書いています。実際は景気刺激策が効き過ぎて景気は良くなりましたが米国はインフレになりました。更には予期していなかったウクライナ侵略戦争がインフレに拍車をかけました。そして米FRBによる利上げと量的金融引き締めの影響で株価が下がりました。
結果オーライ
私は早めに株を買おうと、去年の2月、3月くらいで果敢に株を買い足しました。その後株価が下がったのです。
でも結果的には良かったと思います。私が買ったのはデフェンシブ型のバリュー株ばかりなので株価はすぐに回復したし、早く買ったぶん早く配当を得ることができました。
ドルが上がった
そして何よりもドルの安いうちに買えたのが一番幸運でした。
去年の1月くらいには資金をほとんどドルに替えており、平均1ドル114円くらいで米国株を買ったのです。株が多少下がっても、ドルの上がりがすべてをカバーしてくれました。
今年の予想
さて今年はどうか。
去年のブログを読み返してみると、世の中、先は読めないことがよく分かります。1年前にウクライナ戦争を予見した人がいったいどれだけいたでしょう。
だから今年の経済や景気や株価を予想してもきっと当たらないでしょう。
先を予想して当てることではなく
私達にできるのは、先を予想して当てることではなく、どんなことが起きてもいいように備えることです。
1年くらいは生きていけるような余裕資金を持っておくことが現実的です。
初心に戻り無駄遣いを減らす
そのためには無駄な支出をできるだけ減らし、手持ちの現金を大事にすることが重要です。
私も最近は少しずつ配当収入が増え、生活に余裕ができました。その結果、以前よりお金を使うようになりました。しかし常に初心に戻り無駄遣いを減らす努力は続けたいと思います。
札幌とパタヤの生活
生活に関して。
今年も4月~11月までは札幌の自宅にて晴耕雨読の毎日を楽しみ、なるべくお金を残します。外食はなるべくしません。
と言うか、最近は街に出て酒を飲んでも、あまり楽しくありません。高いばっかりで何もいいことがありません。古い友達とたまに会う以外、外食はしなくてもいいかなと思っています。
12月から翌年4月上旬は基本的にまたパタヤに来ます。今のアパートが気に入ったので、きっとしばらくはこのアパートで暮らすと思います。
パタヤでお金を使う
夏の間使わずに残したお金でパタヤでは少しだけ贅沢をします。タイはもともと物価が安いですから知れていますが。
ススキノで軽く飲み食いすれば1万円くらいはすぐに使います。1万円使ってもそれほど楽しくは感じません。いっぽう、パタヤで軽く飲み食いしても1,000バーツ(4千円)までは使いません。札幌でお金を使うぐらいならパタヤで使ったほうが楽しいです。安いということは楽しいことなのです。
ブログ
ブログに関して。
ブログはこれからもずっと毎日書き続けます。
読者はそれほど多くないし、広告収入も最近はほとんどありません。しかし、このブログを書き続けることで、米国株に関しても生活に関しても自分の考えをまとめることができるし、生活のリズムも保てます。
このブログはすでに私のライフワークです。
お金
お金に関して。
歳をとってから生活に苦労するのは嫌です。しかし、歳をとればとるほど必要なお金は増えます。
例えば、今はスワンナプーム国際空港からバスでパタヤに移動していますが、年をとったらタクシーを利用しなければならなくなると思います。食べるものも、安いものより安全なものを選ぶようになるでしょう。
ライフスタイル
私は一度生活レベルをうんと下げて節約を身につけました。そのおかげで、今は生活に余裕があります。生活に苦労はしていないし、必要なお金は出せます。
こういうライフスタイルを身につけることができて本当に良かったと思います。
米国株長期投資と清貧の思想のおかげです。
一寸先は闇
しかし前述の通り一寸先は闇です。
「備えよ常に」
「入るを量りて出ずるを制す」
これらの言葉を常に心の中にとどめて生きていこうと思います。
今年もよろしくお願いします
いろいろ書きましたが、今年もよろしくお願いします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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