かぶとたいぞうです。
歳をとればとるほど、時間が短くなると思っていましたが、リタイアすると逆に時間は長くなります。
小学生の6年間は長く感じました。それに対して、中学生と高校生の合わせて6年間は、同じ6年間でも小学生の6年間より短く感じました。
20歳から26歳までの6年間はもっと短く、歳をとればとるほど、時間の経過は早く感じました。
50歳から56歳までの6年間なんて、一瞬でした。
歳をとればとるほど時間が短くなると思っていた
だから、これからはもっと時間の進み具合が早くなり、老後の人生はあっという間に過ぎるのだろうと予測していました。
しかし実際は違いました。
リタイアすると、1日が長くなります。
することがないと時間は長くなる
子供の時と同じです。することがないから時間は長くなり、やりたいことがいくらでもできます。逆にやりたいことがない人には退屈かもしれません。
察するに、時間の経過というものは、何かに熱中したり、やらなければならないことをしたり、時間に追われるような生活をしていると早く感じるようです。言い方を変えれば、忙しいと時間は短くなるとも言えます。
暇だと時間は長くなる
逆に、何もすることがなかったり退屈だったりすると時間の経過は遅く感じるようです。暇だと時間は長くなるとも言えます。
つまりリタイアすると、特にすることもなく暇なので1日が長いのです。
「何もしないうちに1日があっという間に過ぎてしまった」なんてことはありません。
リタイア後の私の1日
リタイア後の私の1日はこんな感じです。
目覚ましをかけずに、自然と目が覚めて、起きたくなったら起きる。寝たかったらいつまでも寝ている。でも睡眠が十分足りているので起きたくなる。
時間を気にせず思う存分トイレで用を足してから、美味しいコーヒーを飲んで、ゆっくり、ゆったりとくつろぐ。好きな音楽を聞いたり、庭や外の景色を楽しむ。
気が向いたらブログを書き、お腹が空いたらご飯を作って食べる。
リタイア後の私の1日は長い
散歩に出たくなったら出て、寄りたい所に寄って、家に帰りたくなったら帰る。家に帰りたくなかったら、どこにでも行き、外で食事をしたり酒を飲むこともある。
その日の食べたいものを食べ、好きな酒を飲み、眠くなったら眠る。眠たくなければ映画を見たり、ネットを見たりして何時まででも起きている。どうせ次の日の予定もない。
+++
時間は忙しいと短くなる
時間の長さは、年齢の経過とともに短くなるのではなく、忙しいと短くなるので、リタイアせずにいつまでも働いていれば、あっという間に歳月が流れると思います。
だから退屈が嫌で、早く人生を終えたければ、いつまでも忙しく仕事をしていたらいいと思います。嫌な仕事は時間の経過が遅く感じるかもしれないので、できるだけ自分に向いた仕事がいいでしょう。
私は暇を楽しめる
私はリタイア生活が退屈ではありません。暇を楽しんでいます。
何もせずボーッとしているのが好きです。何かを空想したり、考えるのが好きです。目的もなくぶらぶら歩くのが好きです。歩きながら考えるのも好きです。
経済的になんの価値もないことに時間を費やすのも好きだ
時間をかけて料理を作るのも好きです。絵を描いたり、小鳥の巣箱を作って庭の木にかけたり、経済的になんの価値もないことに時間を費やすのも好きです。
野菜を育てて食べるのも好きです。釣りをするのも好きです。野外バーベキューやキャンプも好きです。
ゆっくりと長く充実した毎日を楽しんでいます。
暇を楽しめるかどうかがカギ
これからの人生もきっとゆっくりと過ぎ、毎日が充実したものになると思います。
リタイア生活を楽しめるかどうかのカギは、暇を楽しめるかどうかだと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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